売買算の問題では、仕入れ値、定価、割引率などを使って利益を求める方法を学ぶことができます。この問題では、仕入れ値に基づいて定価で売ったり、値下げして売ったりする過程を理解し、最終的に定価の1割引きで売れた個数を求めます。この記事では、問題の解説とともに計算手順を説明します。
問題の整理と出題内容
まず、問題を整理してみましょう。ある商品を1000個仕入れ、仕入れ値の4割増しの定価で販売しました。定価で396個が売れ、売れ行きが遅いため1割引き、さらに2割引きで販売した結果、全体の利益が仕入れ値の26%になりました。
必要な情報を整理しよう
問題を解くためには、いくつかの情報を整理することが大切です。以下の情報を元に計算を進めます。
- 仕入れ値:1000個
- 定価は仕入れ値の4割増し
- 定価で396個が売れた
- 1割引きで売れた個数、2割引きで売れた個数がある
- 全体の利益が仕入れ値の26%
定価の1割引きで売れた個数の計算
解説では、「定価で売った個数と2割引きで売った個数は同じ」とあります。これを元に計算を進めます。
1000個から396個が定価で売れたため、残りは604個です。このうち、2割引きで売れた個数と1割引きで売れた個数は同じです。
したがって、2割引きで売れた個数は(1000 – 396) ÷ 2 = 604 ÷ 2 = 302個。1割引きで売れた個数も同じく302個です。
まとめ:売買算を解くポイント
この問題では、仕入れ値、定価、割引率、売れた個数などの情報をうまく整理し、論理的に解くことが重要です。定価で売れた個数、1割引きで売れた個数、2割引きで売れた個数をそれぞれ計算することで、問題を解くことができました。
売買算を解く際には、問題文をしっかりと理解し、与えられた情報を基に段階的に計算を進めることが大切です。
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