TOEIC対策で人気の高い教材には、いわゆる「金のパッケージ」と呼ばれるシリーズがあります。しかし、これからTOEIC学習を始める人の中には、ある程度勉強してから取り組むべきなのか、それとも最初の1冊として使えるのか迷う人も多くいます。
特に英検2級程度の英語力がある場合、基礎固めから始めるべきか、実践的なTOEIC教材に進むべきか判断が難しいところです。
この記事では、金のパッケージを使い始める適切なタイミングや、英検2級レベルの人が効率よくTOEICスコアを伸ばすための学習方法について解説します。
金のパッケージはTOEIC初心者でも使える教材なのか
金のパッケージシリーズは、TOEIC対策教材の中でも特に有名なシリーズで、単語、文法、問題演習など目的別に分かれています。
これらの教材は基本的にTOEICの出題傾向に合わせて作られているため、学校英語とは異なるTOEIC特有の表現や頻出語句を効率よく学べる点が特徴です。
そのため、完全な英語初心者の場合は少し難しく感じる可能性がありますが、英検2級程度の英語力がある人であれば、最初のTOEIC対策教材として十分活用できます。
英検2級レベルなら金のパッケージから始めても問題ない理由
英検2級は高校卒業程度の英語力が目安とされており、基本的な単語や文法は身についているレベルです。
TOEICではビジネス場面の単語や独特な問題形式への慣れが重要になるため、英語力そのものよりもTOEIC向けの対策がスコアアップにつながります。
例えば、英検では長文読解や英作文など幅広い力が求められますが、TOEICでは大量の英文を短時間で処理する能力や、ビジネス頻出表現への慣れが大きなポイントになります。
最初の1冊として使う場合におすすめの進め方
金のパッケージを最初の教材として使う場合は、ただ暗記するだけではなく、TOEIC形式に慣れることを意識すると効果が高まります。
例えば単語教材なら、単語の意味だけを見るのではなく、例文ごと覚えることでリスニングや読解にも対応できる力が身につきます。
また、最初から完璧に覚えようとするよりも、何周も繰り返して定着させる方法がおすすめです。TOEICでは同じ単語や表現が形を変えて出題されることが多いためです。
金のパッケージだけでは不足する部分とは
金のパッケージは非常に優れた教材ですが、これ1冊だけでTOEIC対策が完全に終わるわけではありません。
TOEICでは単語力だけでなく、リスニング力、速読力、文法処理能力、時間配分など複数の能力が必要になります。
例えば単語教材で「意味は分かる」という状態になっても、音声を聞いて瞬時に理解できなければリスニング問題では得点につながりません。そのため、音声学習や公式問題集などと組み合わせることが効果的です。
TOEIC対策を始める前に確認したい現在の英語力
金のパッケージを始める前に、自分の現在地を把握しておくと学習計画を立てやすくなります。
目安として、中学英語の文法が不安な場合は基礎教材から復習したほうが効率的です。一方で、英検2級程度の力があり、英文を大まかに読めるのであれば、TOEIC教材に進んでも問題ありません。
例えば、英文を読んで「時間をかければ理解できる」という状態なら、TOEIC特有の形式や単語を覚えることでスコアアップが期待できます。
英検2級レベルからTOEICスコアを伸ばす学習の流れ
英検2級程度の英語力がある人の場合、まず金のパッケージでTOEIC頻出単語や表現を身につけ、その後に公式問題集で実戦練習を行う流れがおすすめです。
最初の段階ではスコアよりも、問題形式や時間配分に慣れることを重視するとよいでしょう。
例えば、最初の模試で時間が足りなくても、それは英語力不足だけが原因ではありません。TOEICでは大量の問題を処理する慣れも必要なので、繰り返し練習することで改善できます。
まとめ
金のパッケージは、ある程度TOEIC対策をしてからでなければ使えない教材ではありません。英検2級程度の英語力がある場合は、最初の1冊として取り組むことも十分可能です。
ただし、教材の効果を最大限に引き出すには、単語暗記だけで終わらせず、リスニング練習や問題演習と組み合わせることが大切です。
自分の現在の英語力を確認しながら、金のパッケージをTOEIC学習の中心教材として活用することで、効率的なスコアアップにつなげることができます。


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