RTAのAny%とは何?クリアしなくてもいいのではなく最速クリアを目指すルールを初心者向けに解説

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RTA動画や配信でよく見かける「Any%(エニー・パーセント)」という言葉は、ゲームをあまり知らない人には少し分かりにくい用語です。「100%クリアしなくてもいいの?」「途中で終わらせてもいいの?」と思う人もいるかもしれません。

しかし、Any%は「ゲームをクリアしなくてもいい」という意味ではありません。決められた条件の中で、とにかく早くゲームをクリアすることを目的としたRTA(リアルタイムアタック)の代表的なカテゴリーです。

この記事では、Any%の意味や他のRTAルールとの違い、具体例を交えながら初心者にも分かりやすく解説します。

Any%とは「どんな方法でもいいからクリアする最速記録」のこと

Any%とは、英語の「Any(どんなものでも)」と「Percent(割合)」を組み合わせた言葉です。RTAでは「達成率を問わず、ゲームを最後までクリアするまでの時間を競う」という意味で使われます。

つまり、ゲーム内のアイテムを全部集めたり、隠し要素をすべて達成したりする必要はありません。必要なのは、設定されたゴール地点まで到達してクリアすることです。

例えば、アクションゲームで「ラスボスを倒すこと」がクリア条件の場合、Any%では途中のアイテム収集や寄り道を一切せず、最短ルートでラスボス撃破を目指します。

Any%は「クリアしなくてもいい」という意味ではない

Any%についてよくある誤解は、「何をしてもいいから途中で終わっていい」というものです。しかし、基本的にはゲーム側で設定されているクリア条件を満たす必要があります。

例えば、RPGならエンディングを見る、アクションゲームなら最後のボスを倒すなど、通常プレイでいうクリア地点まで進めることが条件になります。

ただし、ゲームによってはバグや特殊な操作によって、本来とは違う方法でエンディングへ到達できる場合があります。そのような攻略方法もAny%では認められることがあります。

Any%でバグ技が使われる理由

RTAのAny%では、ゲームのバグや仕様の隙を利用した攻略が見られることがあります。これは「楽をしている」のではなく、そのカテゴリーのルール内で最速を目指しているためです。

例えば、本来なら10時間かかるゲームを普通に進めるところ、壁をすり抜けるバグによって重要な場所へ直接移動できれば、大幅な時間短縮になります。

そのため、Any%では通常プレイでは考えられないようなルートや操作技術が研究され、RTA独自の面白さにつながっています。

Any%と100%RTAの違い

Any%と比較されることが多いカテゴリーに「100%」があります。こちらは名前の通り、ゲーム内の達成率を最大まで進めることを目的としています。

例えば、ゲーム内に100個のアイテムがある場合、Any%ならクリアに必要なものだけ取得しますが、100%ではすべてのアイテムを集める必要があります。

そのため、同じゲームでもAny%と100%では攻略ルートやプレイヤーに求められる技術が大きく異なります。

RTAでよく使われるその他のカテゴリー

RTAにはAny%や100%以外にも、さまざまなルールがあります。代表的なものとして「Glitchless(グリッチレス)」があります。

Glitchlessは、ゲームの重大なバグや想定外の挙動を利用せずに最速クリアを目指すカテゴリーです。通常プレイに近い形での最速攻略を見ることができます。

また、「Low%」というカテゴリーでは、できるだけ少ないアイテムや条件でクリアすることを目指します。どのカテゴリーも、ゲームを違った視点から楽しむためのルールになっています。

具体例で見るAny%の考え方

例えば、あるRPGに「仲間を10人集める」「全ダンジョンを攻略する」「最強武器を入手する」という要素があるとします。

通常プレイなら多くの要素を楽しみながら進めますが、Any%ではクリアに必要な最低限の行動だけを選びます。仲間集めを省略できるなら省略し、不要なダンジョンには行きません。

つまりAny%は、「ゲームを雑に終わらせる」のではなく、「クリアという目的に対して最も効率の良い方法を探す競技」と考えると分かりやすくなります。

まとめ

RTAにおけるAny%とは、「達成率に関係なく、決められたクリア条件を満たすまでの最速タイムを競うカテゴリー」です。

ゲームをクリアしなくてもいいという意味ではなく、寄り道や収集要素を省き、必要ならバグや特殊な技術も使いながら最短時間でクリアすることを目指します。

Any%を知ると、RTA動画で行われている一見不思議な動きや、通常プレイでは見ない攻略方法の理由が分かるようになります。ゲームを効率化する競技として見ると、RTAの奥深さをより楽しめるでしょう。

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