英語学習でよく使われる単語帳である「英検2級でる順パス単」と「ターゲット1900」は、どちらも人気の高い教材です。両方使う場合、収録単語がどれくらい重複しているのか、2冊とも覚える必要があるのか気になる人も多いでしょう。この記事では、2つの単語帳の特徴や単語の重複範囲、効率的な学習方法について解説します。
英検2級パス単とターゲット1900の目的の違い
英検2級でる順パス単は、英検2級合格を目的として作られた単語帳です。過去の英検問題の出題傾向を分析し、試験で出やすい単語や熟語が優先的に掲載されています。
一方、ターゲット1900は大学受験向けの単語帳で、共通テストから難関大学入試まで幅広く対応できるように作られています。大学入試で必要になる頻出単語を中心に収録されています。
そのため、目的は似ていますが、選ばれている単語の基準が異なります。英検対策ならパス単、大学受験ならターゲット1900というように使われることが多いです。
英検2級パス単とターゲット1900の単語はかなり重複している
英検2級レベルの単語は、大学受験で必要になる基礎〜標準レベルの英単語と重なる部分が多いため、パス単とターゲット1900には多くの共通単語があります。
特にターゲット1900の前半〜中盤に収録されている基本的な動詞、名詞、形容詞などは、英検2級パス単にも登場するものが多くあります。
例えば「increase(増加する)」「environment(環境)」「necessary(必要な)」「experience(経験)」など、日常的な英文や入試問題でも頻出する単語は両方の教材で扱われています。
ただし、完全に同じ単語リストではありません。英検では会話や社会問題に関する語彙が重視される一方、大学入試では評論文や学術的な文章で使われる語彙も多く含まれます。
どのくらい被っているのか
正確な割合は版や収録範囲によって変わりますが、英検2級パス単の中心的な単語の多くはターゲット1900にも含まれていると考えられます。
特にターゲット1900の1〜1200語程度の範囲をしっかり覚えている人であれば、英検2級パス単の重要単語のかなりの部分は既に知っている状態になります。
一方で、パス単には英検特有の頻出語や熟語、ターゲット1900にはない表現もあります。そのため、ターゲット1900だけで英検2級の語彙対策が完全になるわけではありません。
例えば英検の長文でよく出る社会問題関連の単語や、英検特有の熟語表現は、パス単で追加して覚える価値があります。
ターゲット1900を覚えた人が英検2級パス単を使う場合
すでにターゲット1900をある程度覚えている場合、英検2級パス単を最初からすべて暗記し直す必要はありません。
まずパス単を一周して、知っている単語と知らない単語を分類する方法がおすすめです。知らない単語だけを重点的に覚えることで、効率よく英検対策ができます。
例えばターゲット1900を1200語以上覚えている人なら、パス単では熟語や英検特有の単語を中心に確認すると短期間でも効果が出やすくなります。
英検2級合格を目指す場合のおすすめ勉強法
英検2級を目標にする場合、単語帳は1冊を完璧にすることが重要です。2冊を中途半端に進めるより、まずどちらか一方を仕上げるほうが語彙力は伸びやすくなります。
英検合格が最優先なら英検2級パス単を中心に学習し、大学受験も視野に入れるならターゲット1900を中心に進める方法が向いています。
例えば高校生で大学受験を控えている場合はターゲット1900をメインにし、英検直前期だけパス単で英検特有の単語や熟語を確認する方法も効果的です。
まとめ|パス単とターゲット1900は重複が多いが目的に合わせて使う
英検2級パス単とターゲット1900は、基本的な英単語を中心に多くの共通部分があります。そのため、片方を覚えている場合はもう片方の学習負担を減らすことができます。
ただし、英検向けの語彙と大学受験向けの語彙には違いがあるため、目的に合わせた補強が必要です。
英検2級合格が目的ならパス単、大学受験まで考えるならターゲット1900を軸にし、必要に応じてもう一方を補助教材として使うのが効率的な学習方法です。


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