VVFケーブルなどの銅線を売却する際、「被覆を剥いでピカ銅にした方が得なのか」「皮むきの手間に見合うのか」と悩む方は多くいます。特にVVFケーブルは銅の割合が決まっているため、重量変化と買取単価を比較することが重要です。
この記事では、VVF 2芯1.6mmを例に、皮むきしてピカ銅として売る場合と、VVFのまま売る場合の違いや、どちらが有利になりやすいのかを解説します。
VVFケーブルとは?なぜ皮を剥くと価値が上がるのか
VVFケーブルは、住宅や建物の電気配線などで使用される代表的な電線です。内部には銅線がありますが、その周囲をビニール製の絶縁体やシース(外皮)が覆っています。
買取業者では銅そのものの純度によって価格が変わります。被覆が付いた状態では銅以外の重量も含まれるため、銅だけを取り出した「ピカ銅(ピカ線)」の方が1kgあたりの単価は高くなります。
例えば、同じ1kgでも被覆付きのVVFと純度の高い銅線では、業者が再利用する際の処理工程が異なるため、買取価格に差が出ます。
VVF 2芯1.6mmをピカ銅にすると重量はどれくらいになるか
VVF 2芯1.6mmの場合、ケーブル全体の重量に対して銅の割合はおよそ4割前後になることが多いです。
そのため、13kgのVVFケーブルをすべて皮むきした場合、ピカ銅として残る重量は概算で約5kg前後になる可能性があります。
ただし、メーカーやケーブルの構造によって銅の含有率は少し変わるため、正確な重量は実際に皮を剥いて計量する必要があります。
VVFのまま売る場合とピカ銅にする場合の価格比較
提示されている買取単価をもとに計算すると、VVFのまま売る場合は以下のようになります。
13kg × 900円/kg = 約11,700円
一方、銅の重量が約5kgになったとして、ピカ銅として売る場合は以下の計算になります。
5kg × 2,140円/kg = 約10,700円
この条件では、単純な買取金額だけを見るとVVFのまま売った方が高くなる可能性があります。
皮むき作業の手間を考えることが大切
ピカ銅は単価が高いため、一見すると皮を剥いた方が得に感じます。しかし、VVFの皮むきには時間や労力が必要です。
13kg程度のVVFであれば、手作業で被覆を除去するとかなりの時間がかかる場合があります。専用の電線皮むき機を使う場合でも、機械代や作業時間を考慮する必要があります。
例えば、1時間かけて数千円分しか利益が増えない場合は、その時間を別の作業に使った方が効率的なこともあります。
ピカ銅にした方が得になるケース
一方で、すべての場合でVVFのまま売る方が良いわけではありません。銅の割合が高い電線や、大量のケーブルを処理できる環境がある場合は皮むきが有利になることがあります。
特に大量の電線を継続的に扱う業者や、電線皮むき機を所有している場合は、作業効率が高いためピカ銅化によるメリットが出やすくなります。
また、買取価格は地域や時期によって変動するため、売却前に現在の単価を確認することも重要です。
VVFケーブルを売る前に確認したいポイント
電線を売却する場合は、単価だけではなく、作業時間や処分方法も含めて考えることがおすすめです。
- 現在のVVF買取価格とピカ銅価格を比較する
- 皮むきにかかる時間を計算する
- 工具や機械があるか確認する
- 近隣の買取業者の条件を確認する
また、電線の種類によって銅の割合は異なるため、VVF以外のケーブルでは同じ計算方法にならない場合があります。
まとめ|VVFは量や作業環境によって皮むきするか判断する
VVF 2芯1.6mmの場合、13kgをピカ銅にすると重量はおおよそ4割程度まで減ることが多く、約5kg前後の銅になると考えられます。
提示された単価では、VVFのまま売却した場合とピカ銅にした場合で大きな差がなく、皮むきの手間を考えるとそのまま売る方が効率的な場合もあります。
最終的には、所有している量、作業にかけられる時間、現在の買取価格を比較して判断することが大切です。


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