筑波山は標高877mの山で、豊かな森林環境が残されているため、多くの昆虫を観察できる場所としても知られています。特に夏の時期にはエゾゼミやコエゾゼミといった山地性のセミを探しに訪れる人もいます。この記事では、筑波山でエゾゼミ・コエゾゼミを探す際に向いているコースや、観察しやすい時間帯、見つけるためのポイントについて紹介します。
エゾゼミとコエゾゼミが好む環境
エゾゼミやコエゾゼミは、平地の公園などでよく見られるアブラゼミやミンミンゼミとは少し異なり、比較的標高が高く、涼しい森林環境を好むセミです。
特に針葉樹や広葉樹が混ざる山地の森林を好み、木の高い位置に止まって鳴くことが多いため、見つけるには鳴き声を頼りに探すことが重要になります。
筑波山では標高が上がるにつれて森林環境が変化するため、山頂付近や中腹の樹林帯はエゾゼミ類を探すのに適した場所と言えます。
筑波山でエゾゼミ・コエゾゼミを探すなら御幸ヶ原コースがおすすめ
筑波山の登山コースの中では、御幸ヶ原コースはエゾゼミやコエゾゼミを探す場所として比較的向いています。
御幸ヶ原コースは筑波山神社から男体山側の山頂付近へ向かうルートで、標高を上げながら深い森林の中を歩くことができます。木々が多く、セミが生息しやすい環境が続くため、鳴き声を聞ける可能性があります。
特に標高500m以上の森林帯では、平地とは違った種類のセミの声が聞こえることがあります。登山道を急いで歩くよりも、立ち止まって周囲の高木を観察することが大切です。
白雲橋コースでも観察できる可能性はある
白雲橋コースも森林が豊かで、エゾゼミ類を探すことができる可能性があります。
白雲橋コースは筑波山神社から女体山方面へ向かうルートで、巨岩や自然林が多いことで知られています。自然度の高い場所では昆虫の種類も多く、セミの観察にも向いています。
ただし、エゾゼミやコエゾゼミを目的にする場合は、比較的標高の高い場所まで登る御幸ヶ原周辺や山頂近くの森林の方が探しやすいと考えられます。
エゾゼミ・コエゾゼミを見つけやすい時間帯
セミ観察では時間帯選びも重要です。エゾゼミやコエゾゼミは早朝から午前中に活発に鳴くことが多く、観察には朝の時間帯がおすすめです。
具体的には、日の出後から午前10時頃までが狙いやすい時間帯です。気温が上がりすぎる昼頃には鳴き声が少なくなることもあります。
例えば夏の晴れた日に、朝8時頃から御幸ヶ原コースを歩き、鳴き声が聞こえた場所で木の上を探すと発見できる可能性が高まります。
鳴き声を頼りに探すことが重要
エゾゼミやコエゾゼミは体が大きいセミですが、木の高い場所にいることが多いため、目視だけで探すのは難しい場合があります。
特徴的な鳴き声を覚えておくと、姿を探す前に場所を絞り込むことができます。まずは木の上から聞こえるセミの声に注目し、音がする方向を確認すると見つけやすくなります。
また、抜け殻を探す方法も有効です。登山道沿いの木の幹や低い枝に大型のセミの抜け殻があれば、その周辺に成虫がいる可能性があります。
筑波山で観察する際の注意点
筑波山は自然環境が保護されている場所でもあるため、昆虫を観察するときは木を傷つけたり、生息環境を乱したりしないよう注意しましょう。
また、夏の筑波山は気温や湿度が高くなることがあります。登山道を歩く場合は、水分補給や熱中症対策を十分に行うことが大切です。
セミは気温や天候によって活動状況が変わるため、必ず見られるとは限りません。しかし、条件の良い日に森林をゆっくり歩けば、普段見かけない山地性のセミに出会える可能性があります。
まとめ
筑波山でエゾゼミやコエゾゼミを探す場合は、森林が豊かで標高の高い御幸ヶ原コース周辺が有力な観察ポイントになります。
白雲橋コースでも出会える可能性はありますが、効率よく探すなら山頂付近へ向かうルートがおすすめです。
観察するなら夏の早朝から午前中を狙い、鳴き声を頼りに高い木の上を探すことがポイントです。自然を大切にしながら、筑波山ならではのセミ観察を楽しんでみてください。


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