英語の穴埋め問題では、「whether」と「why」のようにどちらも文の形に入りそうに見える単語で迷うことがあります。特に疑問詞と接続詞の使い分けは、高校英語でつまずきやすいポイントです。この記事では、「The headmaster asked the students ( ) they liked school.」という英文を例に、なぜwhetherが正解でwhyが不適切なのかを詳しく解説します。
問題文の意味を確認する
まず、問題文を完成させると以下のようになります。
The headmaster asked the students whether they liked school.
この文は「校長先生は生徒たちに、学校が好きかどうか尋ねました」という意味になります。
ここで重要なのは、校長先生が知りたい内容が「理由」ではなく「好きか嫌いかという事実」であるという点です。
whetherの意味は「~かどうか」
whetherは「~かどうか」という意味を表す接続詞です。
「AかBか」「あることが正しいかどうか」のように、答えがYesかNoになる内容を尋ねる場合に使われます。
今回の文では、生徒が学校を好きかどうかを聞いているため、whetherが適切です。
例文では、以下のような使い方をします。
- I don’t know whether he is at home.(彼が家にいるかどうか分かりません)
- She asked me whether I played tennis.(彼女は私にテニスをするかどうか尋ねました)
whyを入れると意味が変わってしまう
whyは「なぜ」という理由を尋ねる疑問詞です。
そのため、「The headmaster asked the students why they liked school.」という文にすると、「校長先生は生徒たちに、なぜ学校が好きなのか尋ねました」という意味になります。
文法的にはこの英文自体は成立します。しかし、問題文の意図とは異なる内容になります。
元の文では「学校が好きかどうか」を聞いているため、理由を尋ねるwhyではなく、判断を尋ねるwhetherが必要になります。
whetherとwhyの違いを整理する
whetherとwhyは、どちらも後ろに文章を続けられるため、穴埋め問題では迷いやすい単語です。
| 単語 | 意味 | 尋ねている内容 |
|---|---|---|
| whether | ~かどうか | YesかNoで答えられること |
| why | なぜ | 理由や原因 |
例えば、「あなたは英語が好きですか」と聞く場合は「whether」、「なぜ英語が好きなのですか」と理由を聞く場合は「why」を使います。
質問の内容が「状態や事実の確認」なのか、「理由を知りたい」のかを判断すると、正しい選択肢を選びやすくなります。
間接疑問文では疑問詞の意味を考えることが大切
今回の問題は、間接疑問文と呼ばれる形です。
直接質問すると、「Do you like school?(あなたは学校が好きですか)」になります。これを「校長先生が生徒に尋ねた」という形にすると、「asked the students whether they liked school」となります。
間接疑問文では、疑問詞をそのまま覚えるのではなく、元の質問が何を聞いているのかを考えることが重要です。
まとめ|whetherは「好きかどうか」、whyは「好きな理由」を聞く
「The headmaster asked the students ( ) they liked school.」では、答えはwhetherになります。
理由は、校長先生が聞いているのは「なぜ好きなのか」ではなく、「好きかどうか」というYes・Noで答えられる内容だからです。
英語の穴埋め問題では、単語の意味だけで判断せず、その文が何を質問しているのかを考えることが大切です。whetherは「~かどうか」、whyは「なぜ」という違いを押さえておくと、同じような問題にも対応できるようになります。


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