韓国語の連体形「고 싶다+는/은/ㄴ」の使い方|보고 싶은 사람になる理由を解説

韓国・朝鮮語

韓国語の連体形は、日本語の「〜する人」「〜した人」「〜したい人」のように、動詞や形容詞を名詞につなげるときに使われます。しかし、「〜したい」を表す고 싶다や、「〜できない・〜してはいけない」を表す表現が入る場合、どの部分を基準に連体形を作るのか迷いやすいポイントです。

この記事では、韓国語の「고 싶다」を含む表現の連体形の考え方や、보고 싶다がなぜ보고 싶은 사람이正しいのか、補助的な表現が入った場合の文法的な扱いについて詳しく解説します。

韓国語の連体形はどの言葉を修飾するかで決まる

韓国語の連体形は、後ろに続く名詞を説明するための形です。そのため、基本的には名詞の直前にある表現全体が、どのような意味で名詞を説明しているかを考えます。

動詞の場合、現在の動作や習慣的な内容を表す場合は語幹+는になります。例えば、가다(行く)は가는 사람(行く人)、먹다(食べる)は먹는 사람(食べる人)になります。

一方で、過去の出来事を表す場合は語幹+은/ㄴになります。例えば、만나다(会う)は만난 사람(会った人)、보다(見る)は본 사람(見た人)となります。

「보고 싶다」は보고 싶은 사람이正しい理由

「会いたい人」は韓国語で보고 싶은 사람と言います。この場合、보고 싶다という表現全体が「会いたい」という意味を作っています。

고 싶다は、動詞の語幹について「〜したい」という願望を表す文法です。つまり、보고 싶다は「見る(会う)+したい」という意味ではなく、「会いたい」という一つの述語表現として扱われます。

そのため、名詞の사람(人)を修飾するときは、고 싶다の最後の部分である싶다を基準に連体形を作ります。싶다は形容詞として扱われるため、現在連体形では語幹+은/ㄴの形になります。

싶다の語幹は싶で、ここに은がついて싶은となります。そのため、보고 싶은 사람は「会いたい人」という意味になります。

보고 싶는 사람이間違いになる理由

보고 싶는 사람とすると、一見すると動詞の보고に連体形の는をつけたように見えます。しかし、これは韓国語としては不自然な形になります。

理由は、連体形を作る対象が보고ではなく、보고 싶다という表現全体だからです。고 싶다が付いた時点で、「会う」という動作だけではなく「会いたい」という願望の状態を表す表現になります。

日本語でも「会う人」と「会いたい人」では意味が違うように、韓国語でも修飾する意味の中心が変わります。

韓国語 意味 連体形の種類
보는 사람 見る人 動詞現在連体形(는)
본 사람 見た人 動詞過去連体形(은/ㄴ)
보고 싶은 사람 会いたい人 싶다の形容詞連体形(은)

고 싶다や안 되다などの表現の品詞はどう考えるか

韓国語学習で混乱しやすいのが、고 싶다や안 되다のような表現を一つの品詞として考えるべきかという点です。

고 싶다の場合、싶다はもともと「〜したい」という意味を持つ形容詞です。そのため、前につく動詞と合わせて一つの文法表現になりますが、連体形などを作る際には싶다の性質が影響します。

例えば、가고 싶다(行きたい)は가고 싶은 곳(行きたい場所)、먹고 싶다(食べたい)は먹고 싶은 음식(食べたい料理)になります。

補助的な表現が付いた場合の連体形の考え方

韓国語では、動詞の後ろに補助的な表現が続いて、全体で一つの意味を作ることがあります。この場合も、基本的には最後の述語部分がどのような性質を持つかを見ると判断しやすくなります。

例えば、할 수 있다(することができる)の場合は있다が形容詞的に扱われるため、할 수 있는 사람(できる人)になります。

反対に、動作そのものを表す場合は動詞の連体形になります。どの部分が文の意味の中心になっているのかを確認することが重要です。

韓国語連体形を覚えるときのポイント

韓国語の連体形を覚えるときは、単純に「動詞なら는」「形容詞なら은/ㄴ」と暗記するだけではなく、その表現全体が何を表しているかを見ることが大切です。

特に고 싶다、수 있다、안 되다などの文法表現は、前の動詞だけを見ると間違いやすいため、文全体で判断する練習がおすすめです。

例えば、「会う人」は만나는 사람ですが、「会いたい人」は만나고 싶은 사람になります。この違いを意識すると、複雑な連体形でも迷いにくくなります。

まとめ|보고 싶은 사람이正しいのは싶다を基準にするため

韓国語の「보고 싶다+人」の形では、보고ではなく보고 싶다全体が名詞を修飾します。そのため、動詞の는ではなく、싶다の連体形である싶은を使い、보고 싶은 사람이正しい表現になります。

고 싶다のような文法表現では、前にある動詞だけを見るのではなく、後ろについた表現を含めて一つの意味として考えることが重要です。

連体形は韓国語の文章理解に欠かせない文法なので、表現ごとの特徴を覚えることで自然な韓国語を使えるようになります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました