小学3年生になると、筆算だけでなく暗算で引き算を考える力も求められるようになります。しかし、65-28のように十の位から引けない計算は、子どもにとって難しく感じやすい問題です。
暗算は単なる計算テクニックではなく、「数を分けて考える力」を身につける学習です。この記事では、65-28、94-38、100-43のような問題を、子どもが理解しやすい考え方で解く方法を紹介します。
小3の引き算暗算で大切な考え方
引き算の暗算では、数字をそのまま一気に引こうとすると混乱しやすくなります。
ポイントは、引く数を分けたり、引かれる数をキリのよい数字に変えたりして、簡単な計算に置き換えることです。
例えば65-28の場合、「28を20と8に分ける」方法や、「65を60と5に分ける」方法があります。子どもが理解しやすい方法を選ぶことが大切です。
65-28の暗算方法
65-28は、まず28を分けて考えます。
65-28
=65-20-8
となります。
まず65から20を引くと、
65-20=45
になります。
次に45から8を引きます。
45-8=37
したがって、
65-28=37
です。
子どもには「28を一気に引くのではなく、20と8に分けて2回引く」と説明すると理解しやすくなります。
94-38の暗算方法
94-38も同じ考え方で解くことができます。
38を30と8に分けます。
94-38
=94-30-8
まず、
94-30=64
です。
次に、
64-8=56
になります。
よって、
94-38=56
です。
この方法は、十の位から順番に引いていくため、小学生でもイメージしやすい暗算方法です。
100-43の暗算方法
100から引く計算は、少し考え方を変えると簡単になります。
43を40と3に分けます。
100-43
=100-40-3
まず、
100-40=60
次に、
60-3=57
なので、
100-43=57
となります。
また別の方法として、「43を100にするにはあと57足りない」と考える方法もあります。
43+57=100なので、100-43=57と考えられます。この考え方は、後の中学数学でも役立つ重要な考え方です。
子どもに教えるときのポイント
暗算を教えるときは、答えの出し方だけを覚えさせるよりも、「なぜそう考えるのか」を説明することが大切です。
例えば、65-28の場合に、
「28を引くのは難しいから、まず20を引いて、そのあと8を引こう」
と数の動きを言葉にすると、子どもは考え方を理解しやすくなります。
また、最初から速く計算することを目標にすると苦手意識につながることがあります。まずは正しく考えられることを優先しましょう。
別の暗算方法:引く数を近い数にする方法
慣れてきたら、引く数をキリのよい数字に変える方法も教えると便利です。
例えば65-28では、28を30に近づけて考えます。
65-30=35
しかし30は28より2大きく引きすぎています。
そのため、
35+2=37
となります。
つまり、
65-28=65-30+2
と考える方法です。
この方法は、数字の感覚が身についてきた子どもに向いています。
まとめ:暗算は数字を分けて考えることがコツ
小3の引き算暗算では、65-28や94-38のような計算を無理に一度で解こうとする必要はありません。
「引く数を分ける」「キリのよい数字に変える」という考え方を使うことで、複雑な計算も簡単になります。
子どもに教えるときは、計算結果よりも「どう考えたか」を大切にすると、暗算だけでなく算数全体の力が伸びていきます。


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