英語長文の中で出てくる「research shows that …」という表現は、一見すると主語と動詞の関係が分かりにくく感じられることがあります。本記事では、この構文の正しい意味と文法的な仕組みを整理し、疑問になりやすいポイントをわかりやすく解説します。
問題となっている英文の全体像
該当の英文は次のような構造になっています。
Traditional grading methods still miss some of the non-cognitive skills that research shows contribute to long-term success.
この文のポイントは「that節の中の構造」と「research shows の役割」です。
一見すると research が主語で contribute が動詞のように見えますが、実際の構造は異なります。
research shows の正しい構造
結論から言うと、「research shows」は「research(研究)が示している」という意味の主節です。
ここでの shows は他動詞で、「〜を示す」という意味になります。
そのため「shows that S V」という形で「〜ということを示している」と続きます。
つまり research は不可算名詞として扱われており、複数形になる必要はありません。
that節の中の構造(contribute の位置)
that 以下は「research shows の内容」を説明する従属節です。
この中では関係代名詞 that が省略されている形と考えることができます。
本来の意味は「skills that research shows (that) contribute to long-term success」となります。
つまり contribute は「skills(スキル)」を主語とする動詞です。
なぜ research に複数形や冠詞が必要ないのか
research はこの文脈では「研究という概念・総体」を表す不可算名詞です。
そのため「a research」や「researches」とする必要はありません。
また主語は単数扱いなので、動詞 shows が使われています。
この点が日本語学習者が特に誤解しやすいポイントです。
文全体の自然な訳し方
この英文は次のように訳すと自然です。
「従来の成績評価方法は、長期的な成功に寄与することが研究で示されている一部の非認知能力をまだ十分に捉えきれていない。」
「研究が示している」という部分と「スキルが寄与する」という部分を分けて考えることが重要です。
構造を分解すると理解しやすくなります。
まとめ
この文の research shows は「研究が示している」という主節であり、その後に that 節が続く構造です。
contribute は skills を主語とする動詞であり、research の動詞ではありません。
文構造を分解して理解することで、長文読解の精度は大きく向上します。


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