英語の句動詞「try on」は「試着する」という意味でよく使われますが、「目的語の位置はどこに置くのか」で迷う学習者は少なくありません。特に「try on a jacket」と「try these shoes on」の違いは混乱しやすいポイントです。本記事では語順のルールを整理します。
try onの基本的な意味
「try on」は「服や靴などを試しに身につける」という意味の句動詞です。
主にショッピングや試着の場面で使われる非常に一般的な表現です。
例:try on a jacket(ジャケットを試着する)
目的語の位置は2パターンある
try onは「他動詞+副詞」の形をとる句動詞のため、目的語の位置を変えることができます。
① try on + 名詞(例:try on a jacket)
② try + 名詞 + on(例:try a jacket on)
どちらも文法的に正しく、意味も同じです。
なぜ語順が2種類あるのか
句動詞の中には「目的語を間に入れられるタイプ」と「入れられないタイプ」があります。
try onは分離可能な句動詞なので、目的語を動詞と副詞の間に置くことができます。
ただし目的語が代名詞の場合は必ず間に入れます。
代名詞の場合のルール
目的語が代名詞(it, themなど)の場合は語順が固定されます。
例:try it on(○)/try on it(×)
これは英語のリズムと構造上のルールによるものです。
よく使われる自然な表現
日常会話では「try on a jacket」より「try a jacket on」がよく使われることもあります。
ただしどちらも自然であり、好みや文の流れによって使い分けられます。
会話では短い表現やリズムの良い形が選ばれやすい傾向があります。
まとめ
「try on」は目的語を前後どちらにも置ける分離可能な句動詞です。
「try on a jacket」「try a jacket on」はどちらも正しい表現です。
ただし代名詞の場合は「try it on」のように間に入れる形が固定される点に注意が必要です。


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