英語学習者がよく混乱するのが、動詞tellと名詞における冠詞の使い方です。特に「tell him story」と言いたい場合、文法的に正しい形はどうなるのか気になる人も多いでしょう。この記事では、tellの授与動詞としての特徴と、storyにtheが必要な理由を具体例を交えて解説します。
tellは授与動詞(ditransitive verb)
tellは授与動詞なので、通常は次の形を取ります。
tell + 人 + 物
例:
She told me a story.(彼女は私に話をした)
ここでポイントは、物の部分(story)は数えられる名詞であり、通常は冠詞a/anやtheが必要になることです。
『tell him story』が不自然な理由
『tell him story』は、冠詞が抜けているため不自然に聞こえます。
正しい形は。
- She told him a story.(ある話をした)
- She told him the story.(その話をした)
このように、storyの前にaやtheを置くことで、話の特定性が明確になり、文法的にも正しくなります。
a storyとthe storyの違い
a story:話の種類や内容を特定していない場合に使います。「ある話」というニュアンスです。
the story:話の内容が相手にとって既知、または特定の話である場合に使います。「その話」というニュアンスです。
例:
He told me a story about his childhood.(彼は子供時代のある話をしてくれた)
He told me the story you told him yesterday.(昨日あなたが彼に話したその話を彼は私に話してくれた)
tellと話す内容の名詞との組み合わせ
tellの目的語にはstory以外にもinformation, joke, secretなどがよく使われます。
必ず冠詞が必要な場合も多く、特定の内容や未知の内容かでa/theを使い分けます。
まとめ
結論として、「tell him story」は文法的に誤りです。storyは数えられる名詞なので、冠詞aやtheをつけて、「tell him a story」「tell him the story」とする必要があります。tellは授与動詞なので、「tell + 人 + 物」の形で目的語を正しく配置することが大切です。


コメント