大学入学共通テストの英語リーディングでは、単語や文法の知識だけでなく、限られた時間内で大量の英文や資料を処理する力が求められます。模試で時間切れになってしまう受験生は少なくありません。しかし、多くの場合は英語力そのものよりも、解き方や時間配分に改善の余地があります。この記事では、共通テスト英語リーディングを時間内に解き切るための具体的な対策を解説します。
共通テスト英語リーディングが終わらない主な原因
時間不足の原因は単純に「読むのが遅い」だけではありません。
共通テストでは、メール・広告・ブログ・アンケート結果など複数の情報を比較しながら解く問題が多く、必要な情報を探す力も重要です。
| 原因 | 特徴 |
|---|---|
| 単語力不足 | 知らない単語で読むたびに止まる |
| 精読しすぎる | 全て理解しようとして時間を使う |
| 設問の読み方が遅い | 問題の意図を把握するまでに時間がかかる |
| 解答順が合っていない | 難しい問題で時間を失う |
まずは自分がどのタイプなのかを把握することが重要です。
時間内に終わらせるための基本戦略
共通テスト英語では「全部を完璧に読む」ことを目指さない方が効率的です。
設問を先に確認し、何を探せばよいのかを把握してから本文を読むことで、必要な情報を見つけやすくなります。
- 設問を先に読む
- 本文全体を訳そうとしない
- 段落ごとの要点を意識する
- 数字・固有名詞・比較表現に注目する
- 迷った問題は一旦飛ばす
特に共通テストは情報処理能力を測る試験であるため、速読よりも情報選別能力が重要です。
おすすめの解答順はあるのか
必ずしも大問1から順番に解く必要はありません。
実際には受験生によって得意・不得意が異なるため、自分に合った順番を見つけることが大切です。
例えば、大問1〜3を短時間で確実に得点できる人もいれば、大問5や6の長文が得意な人もいます。
模試や過去問を活用して複数の解答順を試し、自分が最も高得点を取れるパターンを探しましょう。
時間配分の目安を決めて練習する
時間切れを防ぐには、問題ごとの制限時間を設定することが効果的です。
| 大問 | 目安時間 |
|---|---|
| 第1問 | 8分前後 |
| 第2問 | 8分前後 |
| 第3問 | 10分前後 |
| 第4問 | 12分前後 |
| 第5問 | 18分前後 |
| 第6問 | 24分前後 |
もちろん年度によって問題量は変わりますが、大まかな目安を持っておくことで時間感覚が身につきます。
普段の演習からストップウォッチを使い、本番と同じ条件で練習することが重要です。
単語力と速読力を効率よく伸ばす方法
時間短縮の土台になるのは語彙力です。共通テストレベルの単語が瞬時に理解できる状態を目指しましょう。
ただし、単語帳だけでは十分ではありません。長文を継続的に読み、英文を英語のまま理解する練習も必要です。
例えば、模試や過去問を解いた後に音読を行うと、英文処理速度の向上につながります。
「解く→復習→音読」を繰り返すことが、最も効率的なリーディング対策の一つです。
まとめ
共通テスト英語リーディングが時間内に終わらない場合は、単語力だけでなく、設問の読み方や時間配分、解答順の見直しが必要です。
大問1から順番に解くこと自体が悪いわけではありませんが、自分に合った解答順を試しながら最適化することが重要です。
過去問や模試を本番と同じ時間設定で繰り返し演習し、情報を素早く探して判断する力を身につけることで、最後まで解き切れる可能性は大きく高まります。


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