大学入学共通テストでは英語以外の外国語も選択でき、中国語を選ぶ受験生も毎年一定数います。特に家庭環境などで中国語を聞いたり話したりできる人は、大きなアドバンテージがあります。
ただし、「話せる=試験で点が取れる」ではない点には注意が必要です。共通テスト中国語では、発音・文法・読解・語彙・ピンインなど、日本の試験独特の対策が必要になります。
この記事では、中国語を話せるけれど読み書きに不安がある人向けに、共通テスト中国語の勉強法やおすすめ教材、効率的な進め方をわかりやすく解説します。
共通テスト中国語の特徴を先に知る
まずは、共通テスト中国語がどんな試験なのかを把握することが重要です。
| 分野 | 内容 |
|---|---|
| 発音・声調 | ピンイン・発音ルール |
| 語彙 | 基本単語・熟語 |
| 文法 | 語順・補語・助詞など |
| 読解 | 会話文・説明文・広告文 |
| リスニング | 中国語音声の聞き取り |
家庭内で中国語を話していた人は、リスニングや会話感覚に強みがあります。
一方で、共通テストでは「ピンイン」「簡体字」「文法用語」に慣れていないと苦戦することがあります。
最初にやるべきは『ピンイン』と『読み書き』
話せる人ほど後回しにしがちですが、まず優先したいのがピンインと漢字の読み書きです。
共通テストでは、発音ルールやピンイン問題が頻出です。
『意味は分かるけど書けない』状態では得点が安定しません。
おすすめの勉強法
- 中国語の教科書音読
- ピンインを書きながら覚える
- 簡単な中国語日記を書く
- 親との会話を中国語字幕付きで確認する
特に、耳だけで覚えている単語を『文字』と一致させる作業が重要です。
共通テスト対策におすすめの参考書
共通テスト中国語は受験者数が少ないため、参考書も英語ほど多くありません。
その中でも定番として使われやすい教材があります。
基礎固め向け
- 『やさしく学ぶ中国語』
- 『中国語入門テキスト』
- 『紹文周の中国語発音完全マスター』
発音と文法を同時に整理しやすいです。
共通テスト対策向け
- 『大学入学共通テスト実戦問題集 中国語』
- 『共通テスト総合問題集 中国語』
- 過去問・試行問題
特に過去問演習はかなり重要です。
共通テスト中国語は問題形式に慣れるだけでも点数が伸びやすい特徴があります。
話せる人が意外と苦戦するポイント
中国語を日常会話で使える人でも、試験で戸惑うケースがあります。
文法説明
「把構文」「補語」「方向補語」など、感覚では分かっていても説明できないことがあります。
試験ではルールとして整理する必要があります。
簡体字・繁体字の違い
家庭で繁体字に触れていた場合、簡体字に慣れる必要があります。
語順問題
話せる人は感覚で理解していますが、選択肢問題では細かい語順知識が必要です。
リスニングは大きな武器になる
家庭で中国語を聞いて育った人は、リスニングでかなり有利です。
共通テスト中国語のリスニングは、英語ほど難易度が高くないため、得点源にしやすいです。
ただし、試験特有のスピードや設問形式には慣れておきましょう。
おすすめは、
- 中国語ニュース
- YouTube中国語学習動画
- 過去問音源
を毎日少しずつ聞くことです。
中国語を話せる受験生はかなり有利
ゼロから中国語を始める人と比べると、家庭環境で中国語に触れてきた人は大きな強みがあります。
特に、
- 発音感覚
- リスニング
- 会話スピード
は短期間では身につきにくいためです。
そのため、「読み書き」と「試験形式」に慣れるだけで高得点を狙えるケースも少なくありません。
まとめ
共通テスト中国語では、話せる能力だけでなく、ピンイン・文法・読解など試験特有の対策が必要になります。
特に家庭内で中国語を使っていた人は、リスニング力という大きな武器を持っています。
まずはピンインと読み書きを重点的に練習し、共通テスト用問題集や過去問に慣れていくのがおすすめです。
『話せるけど書けない』状態からでも、勉強方法を整理すれば十分に高得点を狙える可能性があります。

コメント