無線通信・高周波・マイクロ波・5G/6G・EMC・IoT関連の技術展示会は、近年ますます注目を集めています。特に関東地方では、通信インフラ・ローカル5G・衛星通信・ミリ波・電波測定などをテーマにした専門展示会が毎年多数開催されています。
この記事では、2026年に関東地方で開催予定の「電波系展示会」を中心に、Wireless Technology Park(WTP)やマイクロウェーブ展を含めて整理して紹介します。
研究者・メーカー・計測器メーカー・アンテナ設計者・EMC技術者・無線系学生にも役立つ内容です。
ワイヤレスジャパン×WTP(Wireless Technology Park)2026
関東の電波・無線通信系イベントとして、まず外せないのが「ワイヤレスジャパン×WTP」です。
WTP(Wireless Technology Park)は、NICT(情報通信研究機構)やYRP研究開発推進協会などが関わる、日本最大級の無線通信技術イベントです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | ワイヤレスジャパン×WTP 2026 |
| 開催日 | 2026年5月27日〜29日 |
| 会場 | 東京ビッグサイト 西3・4ホール |
| 主な内容 | 5G/6G、ローカル5G、IoT、ミリ波、衛星通信、Beyond5G |
特に最近は、Beyond 5G/6G・テラヘルツ通信・宇宙通信・ローカル5Gなど最先端テーマが増えています。
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイル、アンリツ、キーサイトなど通信系大手の出展も多いです。
WTPで注目されやすい展示分野
WTPは単なる通信キャリア展示ではなく、かなり技術寄りの展示会です。
- RF計測
- アンテナ
- EMC対策
- 電波暗室
- ミリ波・テラヘルツ波
- UWB
- 衛星通信
- ドローン通信
など、電波工学寄りの内容も非常に多くなっています。
例えば2026年は、
- テラヘルツ通信
- Massive IoT
- 宇宙通信
- ローカル5G品質予測
- ミリ波ビームフォーミング
などの講演・展示が予定されています。
マイクロウェーブ展(MWE 2026)
高周波・マイクロ波・RF回路・アンテナ・材料系なら「マイクロウェーブ展(MWE)」も有名です。
こちらは学術寄りと産業寄りの中間くらいの展示会で、電子レンジのマイクロ波という意味ではなく、「高周波工学全般」を扱います。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | MWE 2026(Microwave Workshop & Exhibition) |
| 主な分野 | 高周波回路、アンテナ、EMC、半導体、ミリ波 |
| 対象 | RF設計者・研究者・測定技術者 |
WTPが「通信インフラ・システム寄り」なのに対して、MWEは「回路・デバイス・測定寄り」という印象があります。
高周波基板、GaNアンプ、電波吸収体、シミュレーションなどに興味がある人には非常に人気があります。
Interop Tokyoも通信系では有力
厳密には「電波専門展示会」ではありませんが、ネットワーク・通信インフラ系としてInterop Tokyoも人気があります。
特に、
- Wi-Fi
- プライベート5G
- 無線LAN
- IoT通信
- エッジAI
などの展示は毎年充実しています。
通信インフラ全体を見たい場合には、WTPと合わせてチェックする人も多いです。
CEATECも無線・IoT系が増えている
CEATECは総合展示会ですが、近年はIoT・通信・AI・センサ系がかなり増えています。
以前の「家電見本市」というイメージより、現在は
- スマートシティ
- IoT通信
- ローカル5G
- 車載通信
- 無線センシング
などBtoB技術展示が中心です。
通信系スタートアップや大学研究展示も多く、WTPより広い分野を見られるのが特徴です。
研究寄りなら学会イベントもおすすめ
展示会だけでなく、電子情報通信学会(IEICE)やAPMC関連イベントも電波系技術者には人気があります。
例えば、
- ソサイエティ大会
- 総合大会
- アンテナ・伝播研究会
- マイクロ波研究会
などです。
企業展示より研究内容重視になりますが、最新技術を深く知るには非常に有益です。
展示会を見るときのポイント
電波系展示会は、目的を決めて回るとかなり効率が上がります。
例えば、
- RF測定器を見たい
- ローカル5Gを調べたい
- EMC対策を知りたい
- アンテナ設計事例を見たい
などテーマを決めると回りやすいです。
また、企業ブースより技術セミナーの方が濃い情報が得られる場合も多いです。
まとめ
2026年に関東で開催される電波・無線通信系展示会としては、特に「ワイヤレスジャパン×WTP」と「マイクロウェーブ展(MWE)」が代表的です。
WTPは5G/6G・IoT・ローカル5G・衛星通信などシステム寄り、MWEは高周波回路・RF・アンテナ・測定技術寄りという違いがあります。
さらにInterop TokyoやCEATECなども通信・無線関連展示が年々強化されており、通信インフラやIoTに興味がある人には見応えがあります。
特に最近は、Beyond5G・テラヘルツ波・宇宙通信・UWBなど次世代通信テーマが増えており、電波系業界の変化を実感できるイベントが多くなっています。


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