三相4線トランスの3相側の対地電圧は、接続方式やトランスの種類によって異なるため、測定や理論値を理解することが重要です。
1. 灯動共用三相4線トランスの基本
灯動共用三相4線トランスとは、同じ巻線で照明(灯)や動力(動)に電力を供給するタイプのトランスです。三相4線方式では、中性点が接地されており、各相の対地電圧は理論上、相間電圧に依存します。
2. 理論上の対地電圧
三相4線の場合、星形接続であれば各相の対地電圧は相電圧であり、通常は均等に分布します。例えば、100V系統の場合は各相の対地電圧もほぼ100Vです。ただし、負荷の不平衡やトランス構造により、一部の相で173Vのような値が出る場合があります。
3. 測定と確認方法
対地電圧を確認する場合は、適切なテスターや電圧計を用い、中性点から各相の電圧を測定します。測定値がR-100V、S-100V、T-173Vとなっている場合、不平衡が発生している可能性があるため、トランスや負荷の状態を確認する必要があります。
また、負荷の配置や接続誤差によって理論値と実測値が異なることがあります。
4. まとめ
灯動共用三相4線トランスの3相側対地電圧は、基本的には各相100V程度ですが、不平衡負荷やトランス構造によって一部の相で異常値が出ることがあります。正確な確認のためには、中性点から各相の電圧を測定し、負荷や接続状態を点検することが重要です。


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