高校物理の問題でよく登場する平均の速さを求める方法について解説します。今回は、ある自動車が3時間かけて108km走行した場合の平均の速さを求める問題です。速さの単位換算も含めて、しっかり理解しましょう。
1. 速さを求める基本的な公式
速さを求める基本的な公式は、平均速さ = 移動距離 / 移動時間です。この問題では、移動距離は108km、移動時間は3時間です。これを公式に代入して計算してみましょう。
2. (1) 平均の速さをkm/hで求める
移動距離が108km、移動時間が3時間ですので、平均速さ = 108 / 3 = 36 km/hとなります。この自動車の平均速さは36km/hです。
3. (2) 速さをm/sに変換する方法
次に、求めた速さをm/sに変換します。1kmは1000m、1時間は3600秒ですので、36 km/hをm/sに変換するには次の計算を行います。
36 km/h = 36 × 1000 / 3600 = 10 m/s
したがって、速さは10 m/sです。
4. まとめ
このように、平均速さを求めるには移動距離と移動時間を使い、適切な単位に変換することが重要です。今回は、36 km/hをm/sに変換することで、10 m/sという結果が得られました。
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