平方完成のやり方が分かる!二次関数の最大値・最小値を確実に求める方法

高校数学

二次関数の問題でつまずきやすいのが「平方完成の手順」と「最大値・最小値の考え方」です。式変形の意味が分からないまま進むと、途中で混乱してしまいがちです。この記事では、平方完成の基本手順を一つずつ丁寧に確認しながら、最大値・最小値の考え方まで自然につながるように解説します。

平方完成とは何をしているのか

平方完成とは、二次式を(x+a)2+bの形に直す操作です。この形にすると、グラフの形や最大値・最小値が一目で分かるようになります。

特に係数がマイナスの場合は「下に開く放物線」になるため、平方完成をすると最大値がすぐに判断できるようになります。

与えられた式を平方完成する手順

今回の式は−12x2−12x+9です。まずはxが付く項から−12をくくり出します。

−12x2−12x+9=−12(x2+x)+9

次に、かっこ内を平方完成します。xの係数1の半分は1/2なので、それを使います。

x2+x=(x+1/2)2−1/4

これを元の式に戻します。

−12{(x+1/2)2−1/4}+9=−12(x+1/2)2+3+9

整理すると、

−12(x+1/2)2+12

最大値はどこで決まるのか

平方完成した形を見ると、(x+1/2)2は0以上になることが分かります。そこにマイナスが掛かっているため、全体は0のときが一番大きくなります。

つまり最大値は12で、x=−1/2のときに取ります。よくある誤解ですが、この式の最大値は17/2ではありません。

定義域があるときの最小値の考え方

次にxが−1≦x≦1の範囲にある場合を考えます。この二次関数は下に開くため、最小値は端のどちらかで取ります。

x=−1のときは、−12(1)+12+9=9、x=1のときは、−12−12+9=−15です。

したがって、この範囲での最小値は−15となります。

平方完成ができると何が楽になるか

平方完成ができるようになると、最大値・最小値の問題だけでなく、グラフの形や軸の位置もすぐに分かるようになります。

「なぜこの数を足すのか」「なぜ最大になるのか」を式の形から理解できるようになると、計算暗記ではなく考える数学に変わります。

まとめ

平方完成は、二次関数を理解するための重要な道具です。今回の式では、平方完成によって最大値が12であること、範囲があるときの最小値が−15であることが自然に分かりました。手順を一つずつ確認しながら練習すれば、必ず使いこなせるようになります。

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