GX Developerを使用したPLC AシリーズのROMデータバックアップと書込手順

工学

PLC Aシリーズやタッチパネル(GOT1000)を搭載した設備で、バッテリーが切れた場合に発生する問題の一つが、ROMデータの消失です。特に、ROMデータをバックアップし、再度書き込む手順がわからないという方も多いでしょう。今回は、GX Developerを使ったPLCからROMデータのバックアップ方法と、PLCへの書込手順を解説します。

PLC AシリーズでのROMデータのバックアップ方法

PLC AシリーズにおけるROMデータは、システムの設定やプログラム、データを保存するために重要な役割を果たします。バッテリーが切れた場合に、設定が失われてしまうことがあります。そのため、定期的にバックアップを取ることが大切です。

バックアップ手順は以下の通りです。

  • GX Developerを起動:まず、GX DeveloperをPCにインストールして起動します。
  • PLCとの接続:PLCとPCを接続し、通信設定が正しく行われていることを確認します。
  • バックアップの選択:GX Developerのメニューから「ファイル」→「バックアップ」を選択し、PLCからデータをバックアップします。
  • バックアップファイルの保存:バックアップしたデータを指定した保存場所に保存します。

PLC AシリーズにROMデータを書き込む手順

バックアップしたROMデータをPLC Aシリーズに書き込む手順は以下の通りです。

  • GX Developerでデータを開く:バックアップしたROMデータをGX Developerで開きます。
  • 書込準備:PLCと再接続し、書込モードに切り替えます。PLCの設定に応じて、書込準備が整います。
  • 書込開始:GX Developerのメニューから「書込」オプションを選択し、バックアップしたROMデータをPLCに書き込みます。
  • 書込確認:書き込みが完了した後、PLCを再起動し、データが正しく反映されているか確認します。

タッチパネルのデータ復旧方法

タッチパネル(GOT1000)やその他のHMI機器に保存されているデータも同様に、バックアップと書き込みが必要です。タッチパネルの設定データが消える原因として、バッテリー切れや通信エラーが考えられます。

タッチパネルデータのバックアップ・書き込み手順は、タッチパネルの製品マニュアルを参照しながら行うと良いでしょう。GX Developerと連携することで、PLCとタッチパネルの設定データを両方同時に管理することが可能です。

トラブルシューティングと注意点

データのバックアップや書き込み作業は慎重に行う必要があります。特に以下の点に注意しましょう。

  • データが消失した場合:万が一、データが完全に消失している場合、設備会社や技術者に相談し、ROMデータやタッチパネル設定の取得を依頼することが重要です。
  • 定期的なバックアップ:定期的にバックアップを取ることで、突然のトラブルにも対応できます。定期的なメンテナンスを実施することが推奨されます。
  • ソフトウェアバージョンの確認:GX DeveloperやPLCのファームウェアが最新バージョンであることを確認してください。古いバージョンの場合、データの書き込みに問題が生じることがあります。

まとめ

PLC Aシリーズやタッチパネル(GOT1000)のROMデータをバックアップし、書き込む作業は、GX Developerを使って簡単に行うことができます。定期的なバックアップと正しい手順を守ることで、データ消失のリスクを減らし、設備の安定した運用を保つことができます。問題が発生した場合は、必ず専門家に相談し、適切な対応を行いましょう。

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