青チャートの高次不等式の問題において、微分を使って解く方法は、確かに綺麗に解ける場合があります。特に、問題を解く際に場合分けが煩わしく感じることが多いですが、微分を使えばその過程を効率的に進めることができます。今回は、この問題を微分を利用して解く方法を解説します。
問題の確認—与えられた不等式
問題は次のような不等式です。
x³ – (a+1)x² + (a-2)x + 2a ≦ 0
ここで、aは定数として与えられています。まず、この不等式を解くためには、微分を使って関数の増減を調べることが効果的です。微分を利用することで、関数のグラフの性質を明確に理解でき、解法をスムーズに進めることができます。
微分を使った解法—関数の増減を調べる
まず、この不等式をf(x) = x³ – (a+1)x² + (a-2)x + 2aという関数として考えます。この関数の増減を調べるために、f(x)を微分します。
f'(x) = 3x² – 2(a+1)x + (a-2)
次に、この微分した式を0に等しいとおいて、xの値を求めます。つまり、f'(x) = 0の解を求めることで、関数が増加している区間と減少している区間を調べます。
解の求め方—二次方程式を解く
f'(x) = 0を解くと、次のような二次方程式が得られます。
3x² – 2(a+1)x + (a-2) = 0
この二次方程式を解くために、解の公式を使います。
x = (-(-2(a+1)) ± √((-2(a+1))² – 4(3)(a-2)))/(2(3))
この式を簡単に計算すると、xの値が2つ得られます。それらのxの値を使って、f(x)が増加または減少する区間を確認します。
増減表を使った解法の進め方
得られたxの値を基に、増減表を作成します。増減表を使って、関数が増加しているか減少しているかを調べ、その結果に基づいて不等式の解を求めます。
増減表を作成することで、どの区間で不等式が成り立つかが分かります。微分を使って、関数の性質を理解し、解の範囲を絞り込むことができるため、場合分けが不要になります。
まとめ—微分を活用した高次不等式の解法
微分を使うことで、高次不等式の解法が非常に効率的になります。関数の増減を調べ、増減表を使うことで、複雑な場合分けをせずに解を求めることができます。この方法は、特に計算が複雑で煩わしく感じる場合に役立ちます。
今回の問題では、微分を使って不等式の解をスムーズに求めることができました。微分を用いた解法の技術を習得すると、他の高次不等式問題にも応用できるため、ぜひ活用してみてください。


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