数学において、有理数(Q)が整数(Z)の拡張であることを示す証明の一例として、関数φ: Z → Qを定義する方法があります。この証明の進行方法について説明します。
関数φの定義とその目的
まず、φ: Z → Qを次のように定義します。
φ(x) = <x, 1>
ここで、<x, 1>は有理数x/1を意味しています。これは、整数xを分子、1を分母として有理数に対応させる方法です。
φの性質の確認
次に、このφが整数Zから有理数Qへの単射であることを示す必要があります。具体的には、任意の整数xに対して、φ(x) = x/1が有理数であるため、すべての整数は有理数に対応します。
また、φは単射であるため、異なる整数x1, x2に対して、φ(x1) ≠ φ(x2)が成り立ちます。これにより、φが整数Zを有理数Qに正確に対応させていることが確認できます。
結論として
このようにして、φ(x) = <x, 1>という関数を使うことで、整数Zが有理数Qの部分集合であり、QがZの拡張であることが示されます。
証明は、このφという関数を定義することにより、QがZの拡張であることを理解するための基本的な一歩となります。


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