ポンプで井戸の水を汲みだす時間の計算方法

中学数学

この問題は、複数のポンプを使って井戸の水を汲みだす時間を求める問題です。ポンプの台数とそれによる水を汲みつくす時間を使って、ポンプ11台での時間を計算します。

1. ポンプの能力を求める

まず、ポンプの能力を求めるために、与えられた情報を整理しましょう。

  • ポンプ4台で25分で汲みつくす
  • ポンプ6台で10分で汲みつくす

ポンプの台数と時間の関係を使って、1台あたりの水を汲み出す速度を求めます。

2. 水を汲み出す速度の計算

ポンプ4台で25分かかる場合、ポンプ1台でかかる時間は4台の場合の時間を4で割ったものになります。

ポンプ4台で25分かかるので、1台でかかる時間は、25 × 4 = 100分です。

したがって、1台のポンプが1分あたりに汲み出す水の量は、100分で1回分の水を汲むので、1/100の水量になります。

3. 11台で水を汲む時間を求める

ポンプ11台の場合、ポンプ1台の能力が分かっているので、11台を使うことで水を汲み出す時間を計算できます。

ポンプ1台の能力は1/100なので、ポンプ11台では、11 × 1/100 = 11/100の速さで水を汲み出します。

つまり、ポンプ11台を使うと、水を汲みつくすのにかかる時間は、100 ÷ 11 = 約9.09分です。

4. 結果

したがって、ポンプ11台で井戸の水を汲みつくす時間は、約9.09分、すなわち9分強であることが分かりました。

5. まとめ

この問題では、ポンプの台数とそれによる水を汲み出す時間の関係を理解することが重要です。ポンプの台数が増えると、速さが増し、時間が短縮されるということが確認できました。これと同様の問題では、与えられた台数の情報を使って能力を計算し、次にその能力を使って求める時間を計算する方法を使います。

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