小学4年生向け年齢算の解き方と考え方のポイント

算数

今回は、小学4年生向けの年齢算について解説します。「太郎君の12年後の年齢は、2年前の年齢の3倍です。」という問題の考え方と、なぜ「12-2」ではなく「12+2」を使うのかをわかりやすく説明します。

問題の読み解き

問題では、「太郎君の12年後の年齢は、2年前の年齢の3倍」という条件が与えられています。この問題では、まず太郎君の今の年齢を求めることがゴールです。重要なのは、「12年後」や「2年前」といった時間に関する情報です。

年齢算の考え方

年齢算では、時間の変化を使って方程式を立てます。ここで注意するべきなのは、過去の年齢や未来の年齢を使って式を作るとき、過去の年齢は現在の年齢から引き、未来の年齢は現在の年齢に足すことです。これが基本の考え方になります。

今回の問題でいう「12年後」と「2年前」はそれぞれ「現在の年齢に足す」または「引く」ことが必要です。

解き方のステップ

まず、太郎君の現在の年齢を「x」としましょう。

1. 太郎君の「12年後の年齢」は「x + 12」です。

2. 太郎君の「2年前の年齢」は「x – 2」です。

次に、問題文にある「12年後の年齢は2年前の年齢の3倍」という条件を式にすると、次のようになります。

x + 12 = 3(x – 2)

この方程式を解いて、x(太郎君の現在の年齢)を求めることができます。

方程式の解き方

まず、方程式を展開しましょう。

x + 12 = 3(x – 2)

これを展開すると、x + 12 = 3x – 6 となります。

次に、xの項を左側にまとめます。

x – 3x = -6 – 12

-2x = -18

x = 9

したがって、太郎君の現在の年齢は9歳です。

まとめ:考え方のポイント

年齢算では、過去や未来の年齢を現在の年齢に足したり引いたりして式を立てます。今回の問題では、「12年後」「2年前」を使って方程式を作り、解いていきました。最初は難しく感じるかもしれませんが、このように時間の変化を使って問題を解く方法を理解すると、他の問題にも応用が効きます。

今回のような問題を繰り返し解くことで、年齢算の理解を深めていきましょう。

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