英検準2級：『出る順パス単』だけで合格できるのか？

英検準2級の合格を目指す中学2年生のあなた。『出る順パス単』の単語編Aをほぼ覚えているものの、B、C編や熟語、会話表現編には手をつけていないとのこと。果たして「出る順パス単」の一語一義だけを覚えて合格できるのか、そして、どの部分にもっと力を入れるべきかについて解説します。

1. 英検準2級の試験内容について

英検準2級では、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4つのセクションがあり、そのすべてで一定のスキルを求められます。特にリーディングでは、語彙力が重要です。出題される語彙の多くが『出る順パス単』に掲載されているため、この単語帳の学習は大きな効果をもたらします。

『出る順パス単』のA編を覚えている段階では、語彙力としては非常に良いスタートを切っています。しかし、英検準2級の試験にはB編、C編、熟語編、会話表現編もカバーする必要があります。これらを含めて学習しないと、語彙力の幅が狭く、試験で得点できる可能性が減るため、全編に目を通すことが重要です。

『出る順パス単』の他にも、英検準2級の試験に向けて必要な勉強はあります。リスニング力を高めるための練習や、ライティング、スピーキングの練習が不可欠です。また、語彙だけでなく、熟語や会話表現も覚えておくと、実際の試験での得点が高くなります。

焦らず、計画的に進めることが大切です。単語編Aを覚えたら、B編、C編、そして熟語や会話表現編に進みましょう。一度に全部を覚えるのではなく、日々の勉強を続けながら、他のセクションにも取り組むことで、試験準備を効率的に進めることができます。

『出る順パス単』は英検準2級の合格に向けて非常に役立つ教材ですが、語彙力だけでは不十分です。B編、C編、熟語編、会話表現編も学び、リスニングやライティング、スピーキングも練習することが合格への近道です。焦らずに計画的に学習を進めていきましょう。