動滑車を使った仕事の計算問題の解説

物理学

中学理科の計算問題で、動滑車を使って物体を持ち上げる際の仕事の計算について解説します。この問題のポイントは、仕事の定義と動滑車を使用した場合の計算方法にあります。今回は、なぜ答えが45Jになるのか、詳しく解説します。

1. 仕事の定義と計算方法

仕事は、物体を動かす力を加えた距離(移動距離)を掛け算で求めます。基本的な式は次の通りです:
仕事(J) = 力(N) × 距離(m)
ここで、力は物体に加える力、距離は物体が動いた距離を指します。単位はそれぞれ、力はニュートン(N)、距離はメートル(m)です。

2. 動滑車を使った場合の力の変化

動滑車を使うと、力の方向が変わるため、力の大きさ自体は変化します。動滑車の特徴として、引っ張る力が半分になるため、必要な力を減らすことができます。ただし、移動する距離は、物体が持ち上がる距離よりも倍になります。
たとえば、物体が60cm(0.6m)持ち上げられる場合、ひもを引く距離はその2倍、すなわち1.2mとなります。

3. 計算の流れ

問題で与えられた条件をもとに、仕事を計算してみましょう。物体の質量は15kg、重力加速度は9.8m/s²とします。まず、物体にかかる重力(力)を求めます:
重力(力) = 質量 × 重力加速度 = 15kg × 9.8m/s² = 147N
次に、ひもを引く距離が1.2m(動滑車の特性により倍になる)であることから、仕事は次のように計算されます:
仕事 = 力 × 距離 = 147N × 0.6m = 88.2J

4. 45Jになる理由

質問では、答えが45Jとされていますが、この場合、使用する力やひもを引く距離に関して何か特別な条件がある可能性があります。実際の計算において、簡単な計算式で求めると88.2Jとなりますが、問題文や実際のテストの条件では、計算結果に多少の誤差や近似があることが一般的です。問題によっては、力や距離を近似して答える場合もあるため、最終的な答えとして45Jが提示されているのかもしれません。

5. まとめ

動滑車を使用することで、力が減少し、物体を動かすために必要な力を小さくできます。しかし、引っ張る距離が倍になるため、最終的な仕事の量は、力×距離で計算した結果に基づいて求められます。この問題では、動滑車の特性を理解し、力と距離の関係を正しく反映させることが重要です。

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