高校入試の数的処理問題で、1~6の数字が書かれたカードが3人に2枚ずつ配られた際に、各人のカードの合計に関する条件が与えられます。この問題を解くためには、与えられた条件をもとに計算してみることが重要です。本記事では、問題の解法と最も妥当な誤りについて詳しく解説します。
問題の理解
6枚のカードには1から6の数字がそれぞれ書かれており、それらがA, B, Cの3人に2枚ずつ配られます。その上で、以下の5つの条件が与えられ、どれが最も誤りであるかを考える問題です。
- (1) AとCのカードの合計が、Bのカードの合計のちょうど2倍になった。
- (2) Bのカードの合計が、Aのカードの合計のちょうど2倍になった。
- (3) Cのカードの合計が、Bのカードの合計のちょうど3倍になった。
- (4) BとCのカードの合計が、Aのカードの合計と一致した。
- (5) Aのカードの合計とBのカードの合計とCのカードの合計がすべて一致した。
ここでは、これらの条件を満たす場合、または満たさない場合を確認し、最も誤っているものを特定します。
カードの合計を計算する
まず、6枚のカードの数字を使って、各人のカードの合計を求めます。1から6までの合計は、次のように計算できます。
1 + 2 + 3 + 4 + 5 + 6 = 21
したがって、3人の合計は21となり、各人が持つカードの合計もその中で分配されます。次に、問題文で与えられた各条件を計算していきます。
条件ごとの検証
次に、与えられた各条件が正しいかどうかを確認します。
(1) AとCのカードの合計が、Bのカードの合計のちょうど2倍になった。
例えば、Aが1と6を、Bが2と5を、Cが3と4を持っている場合、AとCの合計は1+6+3+4=14、Bの合計は2+5=7となり、確かにAとCの合計はBの合計の2倍です。
(2) Bのカードの合計が、Aのカードの合計のちょうど2倍になった。
次に、Aが1と2を、Bが4と5を、Cが3と6を持っている場合、Aの合計は1+2=3、Bの合計は4+5=9となり、Bの合計はAの合計の3倍であり、この条件は誤りです。
(3) Cのカードの合計が、Bのカードの合計のちょうど3倍になった。
この場合、Cが1と5を持ち、Bが2と6を持っているとすると、Cの合計は1+5=6、Bの合計は2+6=8となり、この条件も誤りです。
(4) BとCのカードの合計が、Aのカードの合計と一致した。
Aが1と4、Bが2と6、Cが3と5を持っている場合、Aの合計は1+4=5、BとCの合計は2+6+3+5=16であり、この条件は成り立ちません。
(5) Aのカードの合計とBのカードの合計とCのカードの合計がすべて一致した。
もしAが1と5、Bが2と6、Cが3と4を持っている場合、各人の合計はすべて7となり、この条件は正しいです。
最も誤っているものはどれか?
上記の検証結果から、最も誤っている条件は(2)「Bのカードの合計が、Aのカードの合計のちょうど2倍になった」となります。この条件は実際に計算してみると成立しないため、誤りであると判断できます。
まとめ
この問題は、与えられた条件を計算し、合計がどのように分配されるかを検証する問題です。最も誤っている条件は、(2)「Bのカードの合計が、Aのカードの合計のちょうど2倍になった」というものであり、他の条件は正しい場合が多いです。数的処理を正確に行い、各条件が成立するかどうかを確認することが重要です。


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