圏論における関手や圏の概念は非常に抽象的で、理解するには少し時間がかかります。質問の中で述べられているように、圏Cの対象に対して、その間の射を考える関手C(-,-): C^op × C → Setsに関する疑問について、ここでわかりやすく解説します。
圏Cの射の集合と関手
まず、Cの対象a,bに対して射の集合C(a,b)を考えることができます。このとき、C(a,b)は、Cの対象間にどのような射が存在するかを示す集合になります。この射の集合を扱う方法の一つが、関手C(-,-)です。
なぜC^op×C からの関手なのか
ここで重要なのは、なぜ関手C(-,-)がC^op × CからSetsへの関手として表現されるのかという点です。C^opとはCの反対圏を指し、これがどう関係しているのかを説明します。
反対圏C^opとは、Cのすべての射の方向が逆転した圏です。C^opとCの直積で関手を考える理由は、Cの対象間に定義された射を、C^opで逆順に扱うことで、射の方向性を適切に反映するためです。
Sets圏への写像としての解釈
関手C(-,-)は、C^op × Cという組み合わせからSets圏への写像として見ることができます。Sets圏は集合の圏であり、C(-,-)は対象a,bに対して、C(a,b)という集合を対応させる関手です。これは、射の集合をセットとして扱うことで、集合論的な構造に落とし込むことができます。
結論:圏論における関手の理解
このように、C^op × CからSetsへの関手は、射の集合を扱うために非常に有効であり、圏論の理解を深めるための強力なツールです。反対圏を使うことで、射の方向性を正しく反映し、圏Cの構造をより明確に理解することができます。


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