「上に政策有り、下に対策有り」は中国でよく使われる表現で、政策と実際の対応にズレが生じていることを示しています。このように中国語には、現代でも頻繁に使用される興味深い言い回しが多くあります。今回は、歴史的背景に依存しない、現代中国人の考え方や文化を反映した言い回しをいくつか紹介します。
1. 井底之蛙(じょうていのあ)
「井底之蛙」は「井戸の底の蛙」という意味で、自分の世界しか知らず、狭い視野で物事を判断する人を指す言い回しです。現代でも、視野が狭い人を表現する際によく使われます。
2. 多一事不如少一事(たおいちじふじょしょういちじ)
「多一事不如少一事」は「事を増やすより減らす方が良い」という意味で、無駄なことをしない方が得策だという考え方を示しています。この表現は現代中国社会でも頻繁に使われ、効率的に物事を進めるべきだという価値観を反映しています。
3. 画蛇添足(かだてんあし)
「画蛇添足」は「蛇に足をつける」という意味で、余計なことをして物事を台無しにすることを指します。この言い回しは、無駄に手を加えることを戒める時に使われます。
4. 无可奈何(むけないか)
「无可奈何」は「どうしようもない」という意味で、物事に対する無力感や諦めを表現する際に使われます。現代の中国では、状況に対してどうすることもできない時に使うことが多いです。
5. 自己陶醉(じことうすい)
「自己陶醉」は「自分に酔う」という意味で、自分の能力や功績に満足しすぎることを指します。過信や自惚れに対して使われる表現です。
まとめ
中国語の言い回しには、文化や価値観が色濃く反映されています。現代中国でも使われている言い回しを知ることで、中国人の考え方や行動をより深く理解することができるでしょう。日本語と似たような表現もあり、言語を学ぶ楽しさを実感できます。


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