ヘラクレスオオカブトが突然ぐったりして動かなくなると、とても心配になりますよね。特に電気じゅうたんの近くに置いていた場合、最も疑うべきなのは高温によるダメージ(熱中症・高温ストレス)です。本記事では、緊急時の対処法と原因、今後の飼育で注意すべきポイントを分かりやすく解説します。
まず最優先でやるべきこと
すぐに電気じゅうたんから離し、涼しい場所へ移動させてください。
直射日光の当たらない、20〜25℃程度の安定した場所に置きましょう。急激に冷やすのは逆効果なので、冷蔵庫には絶対に入れないでください。
原因は酸欠ではなく「高温」の可能性が高い
電気じゅうたんは「触って熱くない」と感じても、底面温度は30℃以上になることがあります。
ヘラクレスオオカブトの適温は22〜25℃程度で、30℃を超えると急激に弱ります。特に底からの持続的な熱は逃げ場がなく、体内に熱がこもります。
回復する可能性はある?
脚や触角がわずかでも動くなら回復の可能性はあります。
その場合は、
- 静かな暗い場所で安静にする
- 転倒している場合は元の姿勢に戻す
- ゼリーを近くに置く(無理に食べさせない)
これ以上触らずに様子を見てください。
危険なサイン
以下の状態はかなり危険です。
| 症状 | 状態の目安 |
|---|---|
| 脚が完全に力なく広がっている | 重度ダメージ |
| 腹部が異常に柔らかい | 内臓障害の可能性 |
| 全く反応がない | 回復困難 |
今後の飼育で絶対に避けること
・電気じゅうたんやヒーター直置き
・密閉ケースでの加温
・温度計なしの加温管理
冬場はパネルヒーターを使用する場合でも、ケースの側面に設置し、サーモスタットで温度管理を行ってください。
まとめ
今回の症状は酸欠よりも高温障害の可能性が非常に高いです。まずは静かな涼しい場所で安静にし、これ以上の刺激を与えないことが最優先です。
ヘラクレスは高温に弱い昆虫です。今後は温度計を必ず設置し、22〜25℃を目安に安定管理を心がけましょう。回復を祈っています。


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