算数の文章問題で「なぜ4xなの?なぜx+4じゃないの?」と疑問に思うのは、とても自然で大切な気づきです。実はここには「かけ算の意味」が深く関わっています。この記事では、小学生レベルの考え方から順番に整理して、4xになる理由を丁寧に解説します。
まずは問題の状況をゆっくり整理する
問題では「子どもの人数をx人」としています。つまり、xは“子どもの人数”です。
そして「1人に4枚ずつ配る」と書いてあります。これは「1人あたり4枚」という意味です。
ここで大切なのは、「全部で何枚必要か?」を考えているということです。
なぜ4xになるのか?
たとえば、子どもが3人だったらどうなるでしょうか?
1人4枚ずつなら、4枚+4枚+4枚ですよね。
これは「4が3回ある」ということなので、4×3=12枚になります。
つまり、「1人4枚ずつ配る」というのは「4を人数分くり返す」という意味なのです。
だから、人数がx人なら「4をx回足す」ことになります。
4+4+4+…(x回)=4×x
これをまとめて4xと書きます。
では、なぜx+4ではないの?
x+4というのは、「人数に4を足す」という意味になります。
でも今回ほしいのは「全部で何枚か」です。
人数が9人なら、x+4=9+4=13になってしまいます。
しかし実際には、9人に4枚ずつ配るので、4×9=36枚必要です。
つまり、x+4では「くり返しの意味」が表せないのです。
かけ算の本当の意味
かけ算は「同じ数をくり返し足す」という意味があります。
今回の「1人4枚ずつ」は、「4枚を人数分くり返す」ということです。
だから「4×人数」となります。
順番はどちらでもよく、4×xでもx×4でも同じ意味です。
問題全体をもう一度見てみる
1人4枚ずつ配ると2枚余るので、チラシの総数は4x+2枚です。
1人5枚ずつにすると7枚足りないので、総数は5x-7枚です。
同じチラシの枚数なので、4x+2=5x-7となり、x=9人と求まります。
まとめ
4xになる理由は、「1人4枚ずつ」というのが「4を人数分くり返す」という意味だからです。
x+4は「人数に4を足す」という意味になり、今回の状況には合いません。
疑問を持てたこと自体が、とても大切な理解への第一歩です。算数は“なんとなく”ではなく、“意味”を考えるとぐっと分かりやすくなります。


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