この記事では、微分方程式「y” – (x-1)y = 0」の一般解をx-1の整級数(級数展開)を使って求める方法を解説します。微分方程式の整級数解法は、特に非線形の解が難しい場合に有効です。これを使えば、簡単に解析的な解を得ることができます。
1. 微分方程式の確認
与えられた微分方程式は次の形です。
y” – (x-1)y = 0
このような微分方程式を解く方法として、x = 1を中心にした整級数展開を利用します。ここではx – 1を変数として取り扱います。
2. 整級数展開の考え方
整級数展開では、関数y(x)を次のように表現します。
y(x) = Σa_n(x-1)^n (n=0から∞)
ここでa_nは求めるべき係数であり、関数y(x)をx = 1で展開しています。この展開を微分方程式に代入し、係数a_nを求めます。
3. 微分方程式に展開を代入
まず、y(x)とその2階微分y”(x)を求めます。微分すると次のようになります。
y'(x) = Σn a_n (x-1)^(n-1)
y”(x) = Σn(n-1) a_n (x-1)^(n-2)
これらを微分方程式 y” – (x-1)y = 0 に代入し、各項の係数を比較していきます。これにより、a_nを順番に求めることができます。
4. 係数の計算と一般解の導出
代入後、係数a_nを求めるために、整理していきます。最終的にa_nが得られ、これによりy(x)の整級数展開を得ることができます。解は次のように表されます。
y(x) = Σa_n (x-1)^n
ここで、a_nを計算することで、x=1の周りでのy(x)の解が得られます。
5. 結論
このようにして、微分方程式「y” – (x-1)y = 0」の一般解をx-1の整級数で求めることができます。整級数展開は、特に解析的に解が得られない場合に非常に有用な手法であり、他の微分方程式にも応用が可能です。


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