FX5SとGX Works3でのエンコーダーカウント制御のラダー構成方法

工学

三菱PLC FX5SとGX Works3を使用して、エンコーダーパルスをカウントし、トリガー信号によって出力信号を制御する方法について解説します。この記事では、特に複数回のX1トリガー入力に基づく1000パルスカウントと、個別の出力信号の制御に焦点を当てます。

使用機器と制御内容の確認

まず、使用する機器と制御したい内容を整理します。使用機器はFX5SおよびGX Works3です。X0には常時エンコーダーパルスが入力され、X1に入力されるトリガー信号に基づいて、1000パルスのカウントを行い、Y10に100msの信号を出力します。

ポイントは、1回目のX1トリガー入力後に1000パルスカウントを行ってからY10を出力すること、さらにその間に2回目のX1トリガーが来た場合も別途カウントを行い、それぞれのカウントに対して100msの信号を出力することです。

ラダー構成の基本設計

ラダーは、エンコーダーパルス(X0)の入力信号に基づいてカウントを行い、X1の立ち上がりエッジでトリガーを受けてそのカウントを管理します。重要なのは、X1の立ち上がり信号を受けて、新しいカウントを開始し、Y10に100msの信号を出力することです。

まず、エンコーダーパルスを高速カウンター(HSC)でカウントします。次に、X1の立ち上がり信号で1000パルスのカウントが終了した後にY10を出力します。この出力は、各トリガー信号に対して独立して行われる必要があります。

エンコーダーパルスのカウントとトリガー管理

X0に入力されるエンコーダーパルスは、FX5Sの高速カウンター(HSC)機能を使用してカウントされます。X1の立ち上がり信号が入力された際に、その時点でのカウント値が1000に達しているかをチェックし、達していればY10から100msの出力信号を出します。

また、X1の立ち上がり信号が複数回発生する可能性があるため、各トリガーごとに独立してカウントと出力を行うように設計する必要があります。この場合、カウント値を保持するためのフラグやレジスタを使って管理します。

ラダーの具体例

ラダーの具体的な設計として、次のような構成が考えられます。

  • エンコーダーパルス(X0)をカウントするために、高速カウンター(HSC)を使用します。
  • X1の立ち上がり信号で、カウント値が1000に達したかを判定します。
  • 1000カウントに達した場合、Y10に100msの信号を出力します。
  • さらに、X1が再度立ち上がった際には新たなカウントを開始し、再びY10を出力します。

このように、各X1のトリガーに対応するカウントと出力を行うラダーを構成することができます。

まとめと実装時のポイント

この制御を実現するためには、高速カウンターを用いた正確なカウントと、X1トリガーに基づいた信号出力のタイミングを管理することが重要です。FX5SとGX Works3を活用することで、複数のX1トリガーに対応した制御が可能になります。

実装時には、カウント値の監視やフラグ管理、出力信号のタイミングに注意しながらラダーを作成してください。さらに、システムの動作確認を行い、期待通りの動作を確認することが大切です。

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