助動詞「ケリ」の意味の違いについて解説

文学、古典

助動詞「ケリ」の意味について、辞書によって解釈が異なります。学研と小学館の辞書では、それぞれ異なる説明がされています。この違いがなぜ起こるのか、そしてどの説明を信じればよいのかを解説します。

学研の辞書の解釈

学研の辞書によると、「ケリ」には二つの主な意味があります。まず、「過去」を表す意味で、他から伝え聞いた事柄として述べる場合に使われます。例えば、「~たということだ」や「~たそうだ」という形で使われ、過去の出来事を他の人から伝え聞いた内容として表現します。次に、「詠嘆」の意味では、「~だったのだなあ」や「~ことよ」といった感嘆を表現するために使われます。

小学館の辞書の解釈

一方、小学館の辞書では「ケリ」の意味がさらに詳しく説明されています。第一の意味として、事実として存在していたものの、気づかなかったことに気づいた時の発見を表現します。例えば、「~ていたのだな」といった形で使用され、発見や驚きの気持ちを表します。第二に、なぜ起こっているのか分からないことに対して筋道を立てて納得する過程を表現します。さらに、第三に神話や伝説、真実について話す際に、それが共通認識であることを再確認するために使われます。

辞書の違いについて考える

学研と小学館の辞書の解釈の違いは、助動詞「ケリ」の使い方が多様であることを反映しています。学研は主に過去の出来事や感嘆を表す用法に焦点を当てており、小学館はその使用範囲を広げ、発見や納得といった心理的な動きにまで及ぶ意味を含んでいます。どちらを信じるべきかについては、使われる文脈に応じて解釈するのが最も重要です。

使い方の例

実際に「ケリ」を使った例を見てみましょう。例えば、「あの時の話を聞いて、やっと真実をケリをつけることができた」という文では、小学館の解釈である「納得」を表現しています。一方、「彼が来たってケリをつけた」という文では、学研の解釈である「感嘆」を示す場合に使われます。文脈によって異なる意味が出るため、どちらの解釈も正しいと言えるでしょう。

まとめ

「ケリ」という助動詞は、辞書によって異なる意味が説明されています。学研の辞書は過去の事実や感嘆に焦点を当てており、小学館の辞書は発見や納得を含んだ幅広い解釈をしています。使用する際は、文脈に応じて適切な意味を選ぶことが重要です。

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