「無名抄」のおもて歌に出てくる「いみじう言ひもてゆきて」の表現は、古典文学を学ぶ際に多くの人がつまづく部分です。このフレーズの「もてゆきて」という言葉の意味を理解し、正しく訳す方法について解説します。
「いみじう言ひもてゆきて」の意味を分解する
まず、フレーズを分解してみましょう。
「いみじう」: 「いみじい」の連用形で、現代語で言う「非常に」や「とても」に近い意味です。感情や状態が強調されていることを示しています。
「言ひもて」: 「言ふ」という動詞に「もて」をつけた形です。「もて」は、古典文学において「手段や方法」を表す助詞です。したがって、「言ひもて」とは「言葉を使って」「言って行く」という意味合いになります。
「ゆきて」: これは「行く」という動詞の連用形です。現代語での「行く」に相当し、動作の進行や継続を示しています。
「いみじう言ひもてゆきて」の全体的な訳
これらを組み合わせると、「いみじう言ひもてゆきて」は「非常に言葉を使いながら進んでいき」といった意味になります。感情や情景の強調が感じられ、状況に応じた適切な訳が必要です。
「もてゆきて」の訳し方について
「もてゆきて」の部分で難しさを感じる方も多いかもしれませんが、ここでは「行く」と「もて」の助詞を組み合わせて、「言葉を用いて進んでいく」と訳すのが適切です。単に「言っただけではなく、その言葉をもって行動へとつなげる」という意味が込められています。
したがって、「いみじう言ひもてゆきて」は、単なる言葉にとどまらず、行動を伴う強調された表現として理解することが重要です。
まとめ
「いみじう言ひもてゆきて」の訳は、「非常に言葉を使って進んでいき」という意味になります。このフレーズの「もてゆきて」は、古典文学ならではの深い意味を持っており、単なる行動を示すだけでなく、その言葉がどれだけ重要であったかを示唆しています。翻訳にあたっては、文脈に応じた適切な解釈を心がけましょう。


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