「pを素数とし、整数rが1≦r≦p-1を満たすとき、pCrがpで割り切れることを示せ」という問題に対して、重要なポイントが「pとrは互いに素である」という条件です。この意味がわからない方も多いと思いますので、この記事ではその解説と、pCrがpで割り切れる理由をわかりやすく説明します。
「pとrが互いに素である」とは?
「pとrが互いに素である」とは、pとrの最大公約数(gcd)が1であることを意味します。つまり、pとrが共通の因数を持たないということです。
この条件が重要な理由は、pが素数であるため、rがpと共通の因数を持たない場合、pがrを割り切らないことが確定するからです。このことが後の証明において大きな役割を果たします。
pCrがpで割り切れる理由
問題の「pCr」について、まずpCrは組み合わせの式であり、次のように定義されます。
pCr = p! / (r!(p-r)!)
ここでp!はpの階乗を示し、p! = p × (p-1) × … × 2 × 1のように、pまでのすべての整数の積です。同様にr!と(p-r)!もそれぞれの階乗を示します。
この式の中で重要なのは、p!(pの階乗)にpが含まれているという点です。pが素数であるため、p!は必ずpで割り切れます。そのため、pCrの計算式ではp!がpで割り切れるため、最終的にpCrもpで割り切れることがわかります。
具体例を使った解説
具体的な例を考えてみましょう。p = 5, r = 2の場合、pCrは次のように計算されます。
5C2 = 5! / (2!(5-2)!) = (5 × 4 × 3 × 2 × 1) / (2 × 1 × 3 × 2 × 1) = 10
この場合、10は5で割り切れるため、pCrがpで割り切れることが確認できます。したがって、p = 5の場合、pCrはpで割り切れることがわかります。
まとめ
「pとrが互いに素である」とは、pとrの最大公約数が1であることを意味し、この条件を満たすことで、pCrがpで割り切れることが証明できます。pが素数であるとき、組み合わせの式pCrではp!がpで割り切れるため、最終的にpCrもpで割り切れることがわかります。これにより、問題の解答が導かれます。


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