ペットボトルに水道水を詰めて非常用水に:直射日光によるカルキの影響とは

化学

非常用の生活水としてペットボトルに水道水を詰める場合、保存方法に気を付ける必要があります。特に気になるのが、直射日光が当たった際にカルキ(塩素)が飛んでしまうかどうかという点です。この記事では、カルキの飛び方や保存方法について詳しく解説します。

カルキとは?水道水の消毒作用

カルキとは、水道水に含まれる塩素(カルキ)は消毒作用を持っており、水道水が細菌やウイルスに汚染されるのを防ぐ役割を果たします。日本の水道水には、一定の量の塩素が加えられており、そのため水道水を飲む際にカルキ特有の匂いを感じることがあります。

しかし、このカルキの成分が長時間放置されると、徐々に揮発し、匂いや味に影響を与えたり、消毒効果が減少したりすることがあります。

直射日光によるカルキの影響

直射日光にさらされたペットボトル内の水道水では、カルキが揮発しやすくなることが確認されています。太陽光に含まれる紫外線(UV)が水に直接当たることで、塩素が揮発し、カルキの臭いが消えたり、水質に影響を与える可能性があります。

水道水を保存する際に直射日光を避けることが推奨されます。暗い場所で保存することで、カルキが飛ぶのを防ぎ、消毒作用を維持することができます。

ペットボトルでの水の保存方法

非常用水をペットボトルで保存する場合、いくつかのポイントを守ることで、水質を保ちやすくなります。まず、ペットボトルは透明ではなく、暗色のものを選ぶと良いでしょう。透明なペットボトルだと、光が水に当たってカルキが飛びやすくなります。

また、水道水を詰めたペットボトルは、湿度が低く、涼しい場所に保管することが理想です。温度や湿度の変化が大きい場所では、水質が劣化することがあるため、できるだけ安定した環境で保管しましょう。

水道水の保存期間と注意点

水道水をペットボトルに詰めて保存する場合、保存期間も重要です。水道水は保存しておくと、カルキが飛んだ後も雑菌が繁殖する可能性があるため、長期間の保存は避けるべきです。一般的に、2~3ヶ月以内に使用することが推奨されます。

また、水道水を保存する際には、必ず清潔な容器を使用し、封をした後は開封しないようにしましょう。開封すると、再び空気に触れて雑菌が入り込むリスクが高まります。

まとめ

ペットボトルに水道水を詰めて非常用生活水を準備する際、直射日光にさらさないようにすることが大切です。カルキが飛ぶことを防ぎ、水質を長期間保つためには、暗い涼しい場所で保存し、2~3ヶ月以内に使い切ることを心がけましょう。また、ペットボトルは清潔なものを使用し、封をした後は開封しないようにしましょう。

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