医療事務の業務では、薬価計算は欠かせない重要な作業です。ここでは、ロキソニン錠やイノリン散、サワシリン錠などの薬価計算方法を解説し、各薬剤の合計金額を計算する手順をわかりやすく説明します。具体的な計算例を通して、薬価計算の方法を理解しましょう。
薬価計算の基本的な方法
薬価計算は、処方される薬剤の単位薬価を基に、使用される量を掛け算して求めます。一般的には、薬剤の1錠(または1g)あたりの価格と、使用される錠数やグラム数を掛け合わせることで、処方される薬の合計金額を求めます。
例えば、「ロキソニン錠60mgの薬価が1錠13.4円」であれば、3錠の場合は「13.4円 × 3」で合計金額を計算します。次に、メチエフ散の薬価も同じ要領で計算し、全ての薬剤の合計金額を出すことができます。
計算例 (1): ロキソニン錠60mg3錠とメチエフ散10%4.5g
(1)の問題では、ロキソニン錠60mg3錠(薬価1錠13.4円)とメチエフ散10%4.5g(薬価1g7.6円)が処方されています。
ロキソニン錠60mg3錠の合計金額は、13.4円 × 3 = 40.2円です。
メチエフ散10%4.5gの合計金額は、7.6円 × 4.5 = 34.2円です。
したがって、(1)の合計金額は、40.2円 + 34.2円 = 74.4円となります。
計算例 (2): イノリン散1%6g、ムコソルバンDS1.5%1g、メチエフ散1.5g
(2)では、イノリン散1%6g(薬価1g27.3円)、ムコソルバンDS1.5%小児用1g(薬価1g35.6円)、メチエフ散10%1.5g(薬価1g7.6円)が処方されています。
イノリン散1%6gの合計金額は、27.3円 × 6 = 163.8円です。
ムコソルバンDS1.5%1gの合計金額は、35.6円 × 1 = 35.6円です。
メチエフ散10%1.5gの合計金額は、7.6円 × 1.5 = 11.4円です。
したがって、(2)の合計金額は、163.8円 + 35.6円 + 11.4円 = 210.8円となります。
計算例 (3): サワシリン錠250mg3錠とオパイリン錠125mg3錠
(3)では、サワシリン錠250mg3錠(薬価1錠11.1円)とオパイリン錠125mg3錠(薬価1錠8.6円)が処方されています。
サワシリン錠250mg3錠の合計金額は、11.1円 × 3 = 33.3円です。
オパイリン錠125mg3錠の合計金額は、8.6円 × 3 = 25.8円です。
したがって、(3)の合計金額は、33.3円 + 25.8円 = 59.1円となります。
まとめ
薬価計算では、処方された薬剤の薬価を基に、使用量を掛け算して合計金額を算出します。ここでは3つの計算例を紹介しましたが、基本的な計算方法は同じです。薬価の単位(錠やグラム)を正しく確認し、必要な数値を掛け合わせることで、薬価の計算が可能です。医療事務の業務において、正確な計算が求められるため、この方法を理解して実務に役立てましょう。


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