「はしたになりぬべく」の意味と現代語訳、品詞分解

文学、古典

「祓へのほどにぞ、はしたになりぬべくながら来る。」という古文の一節における「はしたになりぬべく」という表現の意味について解説します。また、全文の現代語訳と品詞分解も行い、理解を深めるためのポイントをお伝えします。

「はしたになりぬべく」の意味

「はしたになりぬべく」の「はした」は「端(はし)」から来ており、ここでは「端」や「端的な状態」を意味します。「なる」は「成る(なる)」の連体形で、「なりぬべく」の部分は推量の意味を持つ「べく(べし)」に続く形です。つまり、「はしたになりぬべく」は、「端的な状態になるだろう」といった意味になります。

この表現は、行動の結果としてある状態に達するだろう、あるいは意図的にそのような状態を目指していることを示しています。

全文の現代語訳

「祓へのほどにぞ、はしたになりぬべくながら来る。」の現代語訳は次のようになります。

「祓いに向かう途中で、端的な状態になるだろうと思いながら来た。」

この文は、ある目的に向かって進んでいる人物が、その目的を達成することに対して予測を立てている様子を描いています。「端的な状態になる」という表現は、その行動が何らかの成果に結びつくという予感を示唆しています。

品詞分解

次に、品詞分解を行います。

語句 品詞 意味
祓へのほど 名詞 + 助詞 祓いのために向かう道のり
格助詞 目的地を示す
係助詞 強調の意味を加える
はした 名詞 端(はし)
助動詞「なる」の連体形 ~になる(状態変化)
なりぬべく 動詞(「なる」の連体形) + 助動詞「ぬ」+ 推量の助動詞「べく」 推測・予測(~なるだろう)
ながら 接続助詞 逆接を示す(~ながら)
来る 動詞 到着・向かう

まとめ

「はしたになりぬべく」という表現は、ある状態に向かう意図や予測を示す言い回しです。この表現を通じて、古文における推量や意図をより深く理解することができます。また、品詞分解を通じて、各語の意味を正確に把握することで、古文の読解力を高めることができます。

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