本記事では、関数y = (log₁/₂x)³ + a(log√2x)(log₄x³) の最大値を求める問題について、計算過程を解説します。t = log₂x の変数変換を用いて、式をaおよびtを使って表し、最大値を求める方法を詳しく説明します。
問題の整理
与えられた関数は、y = (log₁/₂x)³ + a(log√2x)(log₄x³) です。ここで、変数t = log₂xとおくことで、式をaとtを用いた形に変換します。
まず、log₁/₂x や log√2x、log₄x³ などの項をログの底の変更を行い、式を簡単にします。この変換により、yの式はtの式として表すことができます。
(1) t = log₂x での式の変換
t = log₂x を使うことで、次のように式を変換できます。
y = (-log₂x)³ + a(2log₂x)(3log₂x/2) = -t³ + 3at²
これにより、yはtの三次関数として簡単に表現され、問題を解くためのステップが明確になります。
(2) yの最大値Mを求める
xの範囲が 1/2 ≦ x ≦ 8 のとき、yの最大値を求めます。まず、tの範囲は -1 ≦ t ≦ 3 です。この範囲でyの最大値を考えます。
関数f(t) = -t³ + 3at²の最大値を求めるため、まずf'(t) = -3t² + 6at を計算し、f'(t) = 0となるtの値を求めます。
f'(t) = -3t² + 6at = 0 となり、t = 0 または t = 2aとなります。
最大値の候補と増減表
f(t)の増減を調べるため、増減表を作成します。tが-1から3、または2aの範囲でどのように増減するかを確認します。
i) 2a > 3 の場合(a > 3/2)
増減表を基に、最大値の候補はf(-1)またはf(3)となり、計算すると、最大値M = f(3) = 27a – 27 となります。
ii) 2a = 3 の場合(a = 3/2)
a = 3/2の場合、増減表を用いてf(-1)またはf(3)の最大値を比較し、最大値M = f(3) = 27/2 となります。
iii) 0 < a < 3/2 の場合
aが0と3/2の間である場合、最大値の候補はf(-1)またはf(2a)となり、最大値M = f(2a) = 4a³となります。
まとめ
最大値Mは以下のように求められます。
- a > 3/2 の場合: M = 27a – 27
- a = 3/2 の場合: M = 27/2
- 0 < a < 3/2 の場合: M = 4a³
これらの結果を踏まえて、関数yの最大値はaの値によって異なることが分かります。問題文に記載された範囲で、適切な最大値を選び、答えを導き出します。


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