安政七年の正月二日に発布された「貨幣割増通用之儀御触書」について、現代語に翻訳して解説します。この御触書は、外国との交易における貨幣の使用についての指示を示したもので、貨幣の交換レートや新しい金貨についての取り決めが記されています。
貨幣割増通用の背景
この御触書は、外国との交易において、貨幣の取引に関する調整を目的としています。具体的には、異なる貨幣の価値に差異があり、その調整を行うための指示が出されています。特に、金貨の取引において不均衡が生じていたため、その対策として新たに金貨の改鋳が命じられています。
金貨の種類と新たな規定
御触書には、以下の金貨の種類とその金額が記されています。
一つ目は「保字小判」で、1両の金に3両1分2朱の価値があります。
二つ目は「同一分判」で、金3分1朱の価値があります。
三つ目は「正字小判」で、1両の金に2両2分3朱の価値があります。
四つ目は「同一分判」で、金2分3朱の価値があります。
通貨交換に関する新たなルール
これらの金貨は、2月1日から、外金銀との取引が滞ることなく通用するように取り決められています。この改鋳が実施されることで、貨幣の交換が円滑に行われることが期待されています。
御触書の要点まとめ
安政七年の御触書は、外国との取引における貨幣交換に関する新しい指示を示しています。特に、金貨の改鋳とその価値設定が大きなポイントであり、これにより交易がよりスムーズに進むことが目指されています。


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