シリコンダイオードの抵抗測定を行った際、順方向で測定ができなかった理由について解説します。質問者の方は逆方向で0.5572MΩの抵抗が表示された一方、順方向では抵抗が測定できなかったとのことですが、この現象にはシリコンダイオードの特性が関係しています。
シリコンダイオードの基本的な特性
シリコンダイオードは、順方向と逆方向で異なる電気的特性を示します。順方向に電流が流れるとき、ダイオードは導通しますが、逆方向では電流がほとんど流れません。逆方向では、ダイオードは非常に高い抵抗を示し、逆電流が流れないため、ほぼ開放状態に近い抵抗値が測定されることがあります。
順方向の測定ができない理由
シリコンダイオードの順方向測定において、抵抗が測定できない理由は、ダイオードが一度「順方向バイアス」をかけることで、電流が流れ始めるためです。しかし、一般的なテスト用の抵抗計は、低い電流で測定を行うため、順方向バイアスをかけるためには必要な電圧が不足することがあります。そのため、順方向で抵抗が測定されない場合があります。
逆方向の高い抵抗値
逆方向では、ダイオードは非常に高い抵抗値を示します。これは、逆方向でダイオードが逆向きの電流を遮断し、ほぼ開放状態になるためです。測定時には、逆方向の抵抗として0.5572MΩが表示されたのは、ダイオードが正常に動作している証拠です。
対策と確認方法
順方向で抵抗が測定できない場合、別のテスト方法を試すことが重要です。例えば、ダイオードに適切な順方向電圧をかけ、測定を行うことが推奨されます。順方向電圧を十分に与えることで、ダイオードが導通を開始し、正常に抵抗が測定できるようになります。
まとめ
シリコンダイオードの順方向抵抗測定ができない理由は、テスト機器の電圧不足やダイオードの特性に起因するものです。逆方向では高い抵抗値が表示されるのは正常な挙動であり、順方向で測定を行いたい場合は十分な電圧をかけることが必要です。


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