偏微分方程式 x(∂z/∂x) + y(∂z/∂y) = 3z を解く方法について、特性曲線法を使って一般解と完全解を求めるプロセスを解説します。
1. 問題の設定
与えられた方程式 x(∂z/∂x) + y(∂z/∂y) = 3z は、2変数の偏微分方程式です。この問題は特性曲線法を使って解くことができます。
まず、特性曲線法の基本的なアイデアを理解することが大切です。この方法は、方程式に対応する微分方程式を解くために使います。
2. 特性曲線法の適用
特性曲線法では、まず次の形で微分方程式を構造化します。
dx/x = dy/y = dz/3z
これにより、x、y、zの関係を簡単に求めることができます。
次に、それぞれの式を積分します。
- dx/x = ∫ 1/x dx = ln|x|
- dy/y = ∫ 1/y dy = ln|y|
- dz/3z = ∫ 1/(3z) dz = (1/3) ln|z|
3. 一般解の導出
積分した結果を組み合わせることで、以下のような関係式が得られます。
ln|x| = ln|y| = (1/3) ln|z| + C
ここで、Cは積分定数です。この式を整理すると、x、y、zの間に次の関係式が得られます。
x³y = C’ z
これがこの偏微分方程式の一般解となります。
4. 完全解の導出
次に、完全解を求めます。完全解を求めるためには、初期条件や境界条件が必要です。もし初期条件が与えられていれば、それを使って定数C’を求めることができます。
たとえば、初期条件 x(0), y(0), z(0) が与えられた場合、その値を使ってC’を決定できます。
5. まとめ
特性曲線法を用いることで、偏微分方程式 x(∂z/∂x) + y(∂z/∂y) = 3z の一般解を求めることができました。特性曲線法は、微分方程式を解く強力な手法であり、特に初期条件や境界条件が与えられた場合には、完全解を求めるのにも役立ちます。


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