3チップLEDの接続や抵抗計算については、いくつかのポイントを理解する必要があります。特に、直列接続と並列接続の違い、そして電圧と電流に基づいた抵抗の選定が重要です。この記事では、3チップLEDを車の電源(14.4V)で使用する際の計算方法と接続方法について詳しく解説します。
1. 3チップLEDの直列接続と抵抗計算
まず、3チップLEDを直列に接続する場合、各チップの順番とそれぞれの電圧(Vf)を考慮する必要があります。質問者のケースでは、Vf=3.1V、If=60mAのLEDが使われています。直列接続では、各チップの電圧が加算されますので、必要な電圧は3.1V × 3 = 9.3Vになります。
車の電源が14.4Vと仮定した場合、LEDが必要とする電圧9.3Vと供給される電圧14.4Vの差(14.4V – 9.3V = 5.1V)に対して抵抗を計算することができます。抵抗値はオームの法則(R = V / I)を使って求めます。ここで、電流は60mA = 0.06Aなので、抵抗値はR = 5.1V / 0.06A = 85Ωとなります。
2. 並列接続について
並列接続の場合、3チップLEDのそれぞれが独立して動作します。理論的には、5Vの電源であれば並列接続でも光らせることが可能ですが、注意すべき点は各LEDが均等に電流を分け合うかどうかです。電流の不均衡により、LEDごとの明るさにばらつきが出る可能性があります。
並列接続を選択する場合、個別に抵抗を設けることでそれぞれのLEDに対する電流を調整することが重要です。また、1つの抵抗を使って3チップ全てを並列接続することはおすすめしません。なぜなら、各チップの特性が微妙に異なるため、光り方にばらつきが出やすいからです。
3. 並列接続での問題と解決策
並列接続では、各LEDの電圧は同じであっても、電流の配分が異なる場合があります。そのため、もし1つの抵抗で3チップを制御する場合、LEDごとの性能差により、いずれかのLEDが過剰に電流を受け取ってしまうことがあります。これを防ぐためには、各LEDに対して個別に抵抗を設けることが推奨されます。
もし並列接続で安定した動作を期待するのであれば、各LEDに最適な抵抗を配置して、均等な電流配分を確保することが大切です。
4. まとめ
3チップLEDを車の電源で使用する際、直列接続が一般的な選択肢となります。直列接続では、必要な電圧が各チップの電圧を足し合わせることで決まります。並列接続の場合、個々のLEDに適切な抵抗を設けることで、均等に電流を分け合うことができ、安定した光を得ることができます。
どちらの接続方法を選択するかは、LEDの使用目的や供給する電圧によって変わりますが、安定性と効率を考慮すると、個別に抵抗を設ける方法が最も適しています。


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