韓国ドラマや韓国人との交流を通して自然に韓国語に触れ、さらにTOPIKに向けて本格的な学習を始めた結果、TOPIK Iの過去問で高得点を取れたという経験は、大きな自信につながるものです。一方で、「この勢いで3級を目指して間に合うのか」「2級と3級の間にどれほどの壁があるのか」と不安に感じる方も少なくありません。本記事では、その疑問に対して客観的かつ現実的な視点から整理していきます。
TOPIK Iで179点という結果が示す現在地
TOPIK Iは1級・2級レベルを測る試験で、語彙や文法、読解・聞き取りの基礎力が問われます。その中で180点満点中179点に近い得点を取れている場合、基礎力はかなり安定していると考えられます。
特に、ドラマ視聴や実際のコミュニケーション経験がある学習者は、試験対策だけで学んだ人よりも「意味のかたまり」で理解する力が身についているケースが多く、これは上位級に進むうえで大きな強みになります。
2級と3級の間にある「質的な違い」
よく言われる通り、TOPIKの2級から3級への移行は、単なる語彙数の増加ではありません。TOPIK II(3〜6級)では、文章の長さや抽象度が一気に上がり、文法も日常表現中心から説明文・論説文寄りになります。
例えば、短文を正確に理解する力よりも、「文章全体の流れを追い、筆者の意図を把握する力」が重視されます。この点で「グッとレベルが上がる」と感じる学習者が多いのは事実です。
4月試験までに3級を目指すのは現実的か
結論から言えば、現在の基礎力と学習経験を踏まえると、4月試験で3級を目指すこと自体は十分に現実的です。ただし、「合格点ギリギリでもよい」という前提での挑戦になります。
重要なのは、TOPIK Iの延長として学習するのではなく、早い段階でTOPIK IIの形式や難易度に慣れることです。特に読解問題の長文化と作文(記述)への対応は、意識的な対策が必要になります。
今から意識したい具体的な学習ポイント
まずはTOPIK IIの過去問や模試を一度解き、「何が分からないのか」を明確にすることが大切です。語彙不足なのか、文法なのか、それとも文章構造の把握なのかによって、対策は大きく変わります。
加えて、ドラマ視聴などのインプットは継続しつつ、ニュース記事やエッセイなど少し硬めの文章に触れることで、3級で求められる読解力に近づけていくことが効果的です。
まとめ:挑戦する価値は十分にある
TOPIK Iで高得点を取れている今の段階は、3級に挑戦するには非常に良いタイミングです。確かに2級と3級の間には壁がありますが、それは「越えられない壁」ではなく、「学習の質を変える必要がある境界線」と言えます。
4月試験までの期間をどう使うか次第で結果は大きく変わります。現状の手応えを大切にしつつ、TOPIK IIの世界に早めに触れ、計画的に対策を進めていくことが、合格への近道となるでしょう。

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