数学Aの確率の問題では、途中式を記述する際に「全事象は〜通りで、これらは同様に確からしい」と書くことがよくありますが、その前に「◯◯を全て区別して考えると」といった表現が必要かどうかについて、解説します。
1. 問題の理解と記述の目的
確率の問題では、事象の全体数やそれぞれの事象が同様に確からしいという前提を明確に示すことが重要です。例えば、サイコロを振る問題やカードの引き方の問題などで、全事象の数を数える際に「全事象を区別して考える」と言います。これは、個々の事象を区別することで、全事象の数を正確にカウントするためのステップです。
記述を通じて、どのように事象を区別するのか、またどのように確率を計算するのかを論理的に示すことが求められます。
2. 「◯◯を全て区別して考える」という記述が必要か
「◯◯を全て区別して考えると」という記述は、事象が互いに独立であり、かつ区別可能である場合に使います。例えば、サイコロの目やカードの引き方のように、各事象が異なる結果を生む場合、事象の個別性を強調することが重要です。
一方で、「同様に確からしい」という前提がある場合、この記述は必須ではなく、問題によっては省略しても問題ないこともあります。重要なのは、問題文で求められている条件に合わせて、必要な前提を明確に示すことです。
3. 記述例と注意点
例えば、サイコロを振る場合、出る目は1から6のいずれかで、それぞれの目が出る確率は1/6です。この場合、「全事象は6通りで、これらは同様に確からしい」と記述することが一般的です。
もし、事象を区別する必要がある場合、例えば異なる色のボールを取り出す場合などでは、「◯◯を全て区別して考える」といった表現を加えることが必要です。このように、事象を区別することで、全事象数や確率の計算が容易になります。
4. まとめ
確率の記述方法では、「◯◯を全て区別して考えると」という表現が必要な場合もあれば、そうでない場合もあります。記述の目的は、事象の全体数や各事象の確からしさを正確に示すことです。問題に応じて、必要な記述を行い、論理的な説明を行うことが重要です。


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