三菱製インバーターE700シリーズのMダイヤルボリュームを外部ボリュームと併用する設定方法について解説します。現状では、Mダイヤルで周波数を設定し、ペダルスイッチで始動する操作が行われているとのことですが、外部ボリュームの増設後も両方のボリュームを適切に操作できる設定方法について説明します。
Mダイヤルボリュームと外部ボリュームの併用について
E700シリーズのインバーターでは、Mダイヤルボリュームと外部ボリュームを併用することができますが、この設定にはいくつかのポイントがあります。外部ボリュームを増設することで、Mダイヤルだけでなく外部からも周波数を調整できるようになりますが、その設定を行うためには特定のパラメーターや配線の調整が必要です。
必要な設定変更と配線方法
外部ボリュームを増設するためには、まずMダイヤルボリュームの設定を確認し、外部ボリュームの入力端子に適切な接続を行います。また、パラメーターで外部ボリュームの操作優先順位を設定することが重要です。例えば、パラメーター79-3での設定を確認し、外部ボリュームを優先する設定を行うことが推奨されます。
外部ボリュームの設定手順
外部ボリュームをインストール後、設定画面で外部ボリュームの入力を有効にする必要があります。このためには、インバーターの設定モードで「外部ボリュームの有効化」を行い、その後、ボリュームの動作確認を行います。確認が取れたら、両方のボリュームが正常に機能することを確認しましょう。
実際の運用におけるアドバイス
実際に運用する際には、両方のボリュームの操作が重複しないようにすることが大切です。例えば、Mダイヤルで設定した周波数から外部ボリュームで微調整する場合、ボリュームの操作が連動するように調整を行い、摩擦や誤操作を防止しましょう。
まとめ
三菱製インバーターE700シリーズにおけるMダイヤルボリュームと外部ボリュームの併用は、適切な設定と配線によって可能です。パラメーター設定や配線、外部ボリュームの優先順位設定を行うことで、両方の操作がスムーズに連動し、効率的な運用が実現します。


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