論文での引用方法：セリフの途中までを引用する際の鉤括弧の使い方

日本語

2025.12.18

論文や学術的な文章で引用を行う際には、正しい引用の形式を守ることが重要です。特にセリフや文章の途中までを引用する場合、鉤括弧の使い方に迷うことがあるかもしれません。この記事では、セリフの途中までを引用する際の鉤括弧の使用方法について解説します。

引用の基本的なルール

引用を行う際には、通常、元の文章の正確さを保つために、鉤括弧（「」）を使用して引用部分を区別します。引用のルールは学術的な書式によって異なることもありますが、基本的には元の文章をそのまま引用し、必要に応じて補足や省略を行います。

特に「途中までの引用」を行う場合、どこで引用を切り取るかがポイントとなります。

セリフの途中までを引用する場合、引用の最後に鉤括弧を閉じるべきかどうかは、引用のスタイルによって異なる場合がありますが、一般的なルールとしては引用部分が終わる箇所で鉤括弧を閉じます。

例えば、以下のように引用することができます：「彼は『私たちは新しい挑戦に向かう』と言った。」この場合、引用が途中で終わっていても、文の後ろに鉤括弧をつけます。

セリフや文章の途中を引用する場合、必ずしもすべての言葉を引用する必要はありません。その場合、省略部分を示すために「…」を使用することが一般的です。省略を行う場合でも、引用した部分の意味が損なわれないように注意が必要です。

例えば、「彼は『私たちは…向かう』と言った。」というように、省略を入れることで引用が簡潔になり、引用部分を明確に示すことができます。

引用スタイルにはいくつかの種類があります。例えば、APAスタイル、MLAスタイル、シカゴスタイルなどがあります。それぞれのスタイルで引用の仕方や鉤括弧の使用方法が異なるため、提出する論文の要求に応じて、適切なスタイルを選んで引用を行うことが大切です。

論文でセリフの途中までを引用する際は、通常、引用部分の終わりで鉤括弧を閉じます。省略部分がある場合は「…」を使用し、意味が変わらないように注意します。また、引用スタイルに応じて適切な形式を選び、論文に合った引用方法を守ることが重要です。