この問題では、濃度8%の食塩水に150gの水を加えた結果、濃度5%の食塩水ができるというシナリオを計算で解いていきます。式を使って、どれくらいの量の食塩水が最初にあったかを求める方法を解説します。
1. 食塩水の計算方法
食塩水の濃度を計算する基本的な方法は、食塩の質量(g)を全体の質量(g)で割ることです。例えば、濃度8%の食塩水に含まれる食塩の質量は、食塩水の総質量の8%に相当します。
2. 最初の食塩水の質量を求める
問題にある「濃度8%の食塩水□g」において、食塩の質量は8%であるため、最初の食塩水に含まれる食塩の量は8%に相当します。式で表すと、最初の食塩水の食塩の質量は、0.08 × □ となります。
3. 水を加えた後の食塩水の濃度
150gの水を加えると、食塩水の総質量は最初の食塩水の質量に150gを加えたものになります。新しい食塩水の質量は、□ + 150 となり、濃度5%に変化します。したがって、食塩の質量は0.05 × (□ + 150) です。
4. 方程式を立てて解く
最初の食塩水の食塩の質量(0.08 × □)と加えた水後の食塩の質量(0.05 × (□ + 150))が等しいという関係から、次の方程式を立てます。
0.08 × □ = 0.05 × (□ + 150)
これを解くことで、□の値を求めることができます。
5. 結論:求める食塩水の初期量
方程式を解くと、□ = 750g となります。つまり、最初の食塩水の質量は750gであることが分かります。
6. まとめ
濃度8%の食塩水に150gの水を加えて濃度5%の食塩水にするためには、最初の食塩水の質量が750gである必要があります。このように、食塩水の濃度計算は、食塩の質量と水の追加を考慮して、適切な方程式を立てることで解決できます。


コメント