この問題では、食塩水の濃度を変化させる過程とその計算方法について理解を深めることができます。問題の中では、食塩水の濃度と質量がどのように変化するかを扱っており、計算式を立てて解くことが求められています。
1. 食塩水の基本的な計算方法
食塩水の濃度を求めるためには、食塩の質量と全体の質量を使います。食塩水の濃度は、食塩の質量を食塩水の質量で割った値に100を掛けたものとして求められます。式で表すと、次のようになります。
濃度(%) = (食塩の質量 / 食塩水の質量) × 100
2. 問題の状況における食塩水の質量と濃度の変化
問題では、最初に100gの6%の食塩水があり、その後25gを捨て、さらに濃度□%の食塩水を加えることで、最終的に濃度8%の食塩水が得られるという状況です。
まず、最初の100gの食塩水には6gの食塩が含まれています(100g × 0.06 = 6g)。25gの食塩水を捨てると、その中の食塩も一緒に捨てられます。25gの食塩水の中には1.5gの食塩(25g × 0.06 = 1.5g)が含まれています。
3. 濃度□%の食塩水を加える計算
次に、25gの食塩水を捨てた後、捨てた食塩水の2倍の重さ、つまり50gの食塩水を加えます。この時点で、食塩の量は次のように計算されます。最終的に食塩水の濃度が8%になるため、式を立てて□を求めます。
食塩水の質量は最終的に100g − 25g + 50g = 125gとなり、食塩の質量は8% × 125g = 10gです。最終的に食塩の質量は10gですが、元々あった食塩の量(6g − 1.5g)に加える食塩の量を求めると、□%の食塩水の中には3.5gの食塩が含まれていることが分かります。
4. □%の食塩水の濃度を求める
□%の食塩水の質量は50gで、そのうちの3.5gが食塩です。従って、濃度は次のように求めることができます。
濃度(%) = (3.5g / 50g) × 100 = 7%
5. 結論
したがって、□に当てはまる濃度は7%となります。食塩水の質量と濃度を変える過程で、どのように計算を進めるかを理解することができました。この問題では、食塩の質量の変化と全体の質量の変化を追うことが重要です。


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