中学受験・算数：A、B、Cの3人の点数の問題解説

中学受験の算数では、正しい方程式を立てて計算することが求められます。ここでは、A、B、Cの3人の点数に関する問題を解説し、どのように計算するのかを詳しく説明します。

問題の整理

まず問題文を整理します。AはBより9点高く、BはCより12点高いという関係です。また、A、B、Cの3人の点数の平均が79点であることがわかっています。

平均点を計算した結果、A、B、Cの3人の合計点数は237点となります。つまり、A + B + C = 237です。

次に、与えられた条件を使って方程式を立てます。

これらの条件を使って、BをAとCに関係付けていきます。

まず、A = B + 9とB = C + 12を使って、AとCの関係を求めます。B = C + 12をA = B + 9に代入すると、A = (C + 12) + 9となり、A = C + 21です。

次に、A + B + C = 237の式にA = C + 21とB = C + 12を代入します。

(C + 21) + (C + 12) + C = 237

この式を解くと、3C + 33 = 237となります。

3C + 33 = 237の式を解くと、3C = 204となり、C = 68です。

Cの点数が68点であることがわかりましたので、次にBとAの点数を求めます。

よって、Bの点数は80点であることがわかります。

この問題では、正しい方程式を立てて、与えられた条件を利用して解くことが大切です。A、B、Cの点数に関する問題では、まず関係式をしっかりと整理してから計算を行いましょう。